2026年11月23日、2019年の火災で焼失した首里城の正殿が、復元を終えて一般公開されます。首里城公園を運営する沖縄美ら島財団は、復元の過程そのものを公開しながら復興を進めてきました。今回からは、その正殿の内部に入ることができます。
旅行前に確認したいのは、「予約は必要なのか」「いくらかかるのか」「いつ入場できるのか」の3点です。
予約が必要なのは「正殿内の観覧」だけです。入場料は2026年11月23日から大人1,000円になります。守礼門などの無料区域や、正殿内以外の有料区域には、これまでどおり予約なしで入場できます。
2026年11月23日に公開されるもの

2026年11月23日(月・祝)から、復元された正殿の内部を観覧できるようになります。北殿・南殿や御庭などは、これから段階的に復元される予定です。
初日の11月23日(月・祝)は、「首里城正殿オープニングセレモニー」(主催:沖縄県)が行われるため、午前中は休場します。無料区域は11時15分から、有料区域は12時から開場し、正殿の一般公開も12時に始まります。
前日の11月22日(日)は、公園全体が終日休園・休場します。11月22日・23日に訪れる予定の方は、休園日と当日の開場時間に注意してください。
予約が必要なのは「正殿内の観覧」だけ

今回新しく始まった日時指定の予約は、正殿の内部に入る方だけが対象です。公園に入るだけなら、予約は必要ありません。
- 守礼門・歓会門・園比屋武御嶽石門などの無料区域は、入場料も予約も不要です。
- 奉神門・世誇殿・東のアザナといった、正殿内を除く有料区域は、入場料は必要ですが日時指定の予約は不要です。
- 正殿の内部を観覧する場合だけ、日時指定の予約が必要です。
正殿内の観覧は入場料に含まれ、追加料金はかかりません。入場料が無料になる方(70歳以上の沖縄県民、障がい者手帳などをお持ちの方、年間パスポートをお持ちの方)も、正殿内を観覧するなら予約が必要です。
6歳未満は入場料がかかりません。また、未就学児は正殿内観覧の予約も不要です。
チケットの予約方法と発売日
正殿の中に入って観覧するには、日時を指定して予約する入場券が必要です。この券は公式のチケット販売サイト「Webket」で購入します。発売日は、入場する日によって異なります。
- 2027年1月1日以降に入場する分は、入場予定日の「2か月前の1日・13時」から発売されます。たとえば3月に入場したいなら、1月1日の13時からです。
- 2026年11月23日〜12月31日に入場する分は、9月1日と10月1日の2回に分けて、すでに発売されています。日によっては売り切れていることもあります。
正殿の中に入らず、有料区域だけを見る場合は、日時指定のない入場券(正殿内観覧なし)を使います。この券は入場日の1か月前から当日まで販売されています。
当日券(正殿内観覧つき)は、その日の枠に空きがある場合に限り、入場時間枠の15分前までWebketか広福門の券売所で購入できます。日程が決まっているなら、事前に予約しておくほうが確実です。
予約は30分ごとの日時指定制です。正殿内観覧の最終枠は、4月〜11月が18時00分〜18時29分、12月〜3月が17時00分〜17時29分です。予約が集中する日は13時の発売直後に枠が埋まることもあるので、最新の空き状況は公式の予約ページで確認してください。
発売日・料金・予約ページは、公式のチケット案内にまとまっています。公式サイト: 首里城公園 チケット案内
入場料(2026年11月23日から新料金)
正殿の公開に合わせて、有料区域の入場料が2026年11月23日の入場分から改定されます。個人(20人未満)の料金は次のとおりです。
区分(個人) | 改定前 | 改定後(11/23〜) |
|---|---|---|
大人 | 400円 | 1,000円 |
高校生 | 300円 | 760円 |
小・中学生 | 160円 | 370円 |
6歳未満 | 無料 | 無料 |
団体(20人以上)と年間パスポートの料金も、同じ日から改定されます。料金改定の理由として財団は、正殿を安全に観覧してもらうための防災・防火対策の強化と、物価上昇による運営経費の増加を挙げています。
開園時間と無料区域
城郭の外周にある無料区域は、予約も入場料もなく見学できます。首里城のシンボルである守礼門をはじめ、園比屋武御嶽石門や下之御庭もこの区域にあります。開園時間は、無料区域・有料区域とも季節によって異なります。
- 無料区域:4月〜11月は8時00分〜19時30分、12月〜3月は8時00分〜18時30分
- 有料区域:4月〜11月は8時30分〜19時00分(入場締切18時30分)、12月〜3月は8時30分〜18時00分(入場締切17時30分)
正殿の外観を見るには、有料区域(世誇殿・東のアザナなど)の入場券が必要です。外から眺めるだけなら、日時指定の予約は不要です。
正殿前の御庭は今後段階的に復元される区域で、現時点では立ち入ることができません。
那覇空港・ゆいレールからの行き方
首里城公園は那覇市の東部、首里の高台にあります。那覇空港からは、ゆいレール(モノレール)で「首里駅」まで約27分(大人360円)です。首里駅から守礼門までは徒歩約15分です。
路線バスなら「首里城前」で降りると守礼門まで徒歩1分です。車の場合は首里杜館の駐車場(P1・P2)がありますが、午前中は満車になることがあるため、公共交通機関の利用がおすすめです。
2026年11月23日〜12月31日に訪れる分の予約はすでに始まっています。この時期に行くなら、正殿内観覧の空き枠を先に確かめてから予約してください。