2026年4月、訪日外国人旅行者にとって待望のニュースが飛び込んできました。PASMO協議会が新しい交通系ICカード「TOURIST PASMO」の発売を5月に開始すると発表しました。
成田空港や羽田空港の鉄道駅等で購入でき、交通系ICカード対応の鉄道・バスに乗れるカードです。日本での旅行の「移動」にまつわるストレスを解消してくれる存在になるかもしれません。
交通系ICカードって何?
日本の交通系ICカード対応の鉄道・バスなどで使える電子マネー付きのプリペイドカードです。改札機やバスの読み取り機にタッチするだけで運賃が自動的に精算されるため、毎回きっぷを買う必要がありません。コンビニや自動販売機でもそのまま支払いに使えるため、小銭いらずで旅行できるのが最大のメリットです。多くの日本人が通勤・通学で交通系ICカードを日常的に利用しています。いわば日本の交通の「必需品」。旅行者もこれを一枚持っているだけで、地元の人と同じように改札を通り抜けられます。
これまで訪日旅行者向けには「Welcome Suica」(JR東日本発行)や「PASMO PASSPORT」が販売されていましたが、2024年にPASMO PASSPORTの販売が終了しました。ここに新たな選択肢として加わったのがTOURIST PASMOです。
TOURIST PASMOの基本スペック
有効期間は発券日から28日間。デポジット(預り金)は不要で、カード代金がそのままチャージ残高になるシンプルな仕組みです。成田空港では2,000円の固定価格で購入でき、そのまま2,000円分が使えます。
羽田空港では1,000円・2,000円・3,000円・4,000円・5,000円・10,000円から好きな金額を選べるので、旅行の予算や滞在日数に合わせて調整できます。
チャージは駅の券売機やコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)でいつでも追加可能です。ただし残高の払い戻しはできない点には注意してください。使い切れる金額だけチャージするのが賢い使い方です。目安として、都内中心の観光であればまず3,000〜5,000円程度チャージしておき、足りなくなったら追加チャージする使い方がおすすめです。
発売場所は?
発売場所は成田空港や羽田空港の鉄道駅の窓口および自動券売機です。到着ロビーから鉄道駅へ向かう途中で購入できるため、日本に着いてすぐ手に入るのがポイント。
空港周辺の鉄道駅の券売機や案内表示は外国人旅行者にも利用しやすい設計になっていることが多いですが、操作が分かりにくい場合、窓口で購入できる点も安心です。混雑していなければ短時間で購入できます。
どこで使える?
TOURIST PASMOは通常のPASMOと同じ交通系ICカード全国相互利用に対応しています。つまり東京のJR・地下鉄・私鉄・バスはもちろん、大阪、京都、名古屋、福岡など交通系ICカード対応の鉄道・バスで利用できます。さらにコンビニ、自動販売機、ドラッグストアなど電子マネーPASMO/Suica対応の店舗での買い物にも利用可能。ただしTOURIST PASMO単体では新幹線の乗車券としては利用できないため、新幹線に乗る場合は別途きっぷや対応サービスの利用が必要です。
28日間を過ぎたら?
有効期限が切れると自動的に使えなくなります。延長はできませんが、カード自体は記念に持ち帰ることが可能です。漢字デザインのカードは日本土産としてもなかなかおしゃれ。なお、28日以上の滞在予定がある方は、通常のPASMOやSuicaの購入をおすすめします。
まとめ:空港に着いたらまずTOURIST PASMOを購入!
TOURIST PASMOは、日本旅行の移動を劇的にスムーズにしてくれる一枚です。空港の駅で購入でき、電車もバスもコンビニも、タッチひとつ。28日間という有効期限は、一般的な観光旅行にはちょうどいい長さです。2026年5月以降に日本を訪れる予定のある方は、到着後の最初のTodoとして「TOURIST PASMOを買う」をリストに入れておくとよいでしょう。きっと旅のストレスがひとつ減るはずです。
