文化・マナー

べったら市2026|日本橋で10月19・20日開催、時間・べったら漬けの買い方・アクセス

Mby Mori
日本橋・寶田恵比寿神社前のべったら市。提灯が灯る夜の通りに甘いべったら漬けの店が並ぶ様子

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秋も深まる10月の半ば、東京・日本橋の路地が、二日間だけ提灯の灯りと甘い漬物の香りに包まれます。べったら市です。商売繁盛を願う恵比寿講(えびすこう)にそなえて立つ古い市で、2026年は10月19日(月)と20日(火)に開かれます。

名前の由来になったべったら漬けは、大根を水飴と麹で漬けた甘い漬物です。昼は買い物客でにぎわい、日が暮れると寶田恵比寿神社(たからだえびすじんじゃ)の前に大きな提灯が灯って、界隈は夜祭りの装いになります。

べったら市は10月19日・20日の二日間、どちらも10時から21時まで。入場は無料で、雨でも開かれます(荒天のときは中止になることがあります)。

秋の東京はこうした行事が重なる季節です。ほかの祭りや市とあわせて計画したい方は、日本の秋祭りガイド2026もご覧ください。


2026年の開催概要

日程や会場は、中央区観光協会と東京都の観光公式サイト「GO TOKYO」で告知されています。

項目

内容

開催日

2026年10月19日(月)・20日(火)

開催時間

両日とも 10:00〜21:00

会場

寶田恵比寿神社(中央区日本橋本町3-10-11)を中心とした一帯

入場料

無料

雨天

雨天決行(荒天時は中止の可能性)

主催

日本橋恵比寿講べったら市保存会

日にちは毎年10月19日・20日で固定され、曜日だけが年によって変わります。恵比寿講の本番が20日で、べったら市はその前日の19日から立ちます。


べったら漬けとは(甘い大根の麹漬け)

べったら漬けは、たくあんのような塩気や強い発酵のにおいが少なく、麹による自然な甘さとやわらかな歯ざわりが身上です。ごはんのお供にも、冷やした日本酒の肴にもよく合います。生の浅漬けなので、買ったら早めに味わうのがおすすめです。

その名は、水飴と麹の衣が手や着物に「べったり」とつくことに由来するといわれます。天保のころに浅草で売り出されたのが始まりと伝わる、江戸生まれの味です。

名物のべったら漬けを売る露店は30軒ほど並びます。10月19日・20日は江戸屋をはじめとする老舗の漬物店も出店し、市ならではの品ぞろえと値段で販売します。

値段はお店や大根の大きさによって幅があります。小ぶりなものから贈答用の立派なものまでそろい、1本あたり1,000円ほどからが目安です。その場で味見させてくれる店も多いので、食べ比べて好みのものを見つけてみてください。

市での買い物には、現金を用意しておくと安心です。


会場と当日の様子(昼のにぎわいと夜の提灯)

市の中心は、寶田恵比寿神社の建つ一帯です。そこから堀留町・日本橋本町三丁目・大伝馬町へと広がり、細い路地という路地に店が連なります。

べったら漬けのほかにも、七味や飴細工を売る昔ながらの店が並び、あわせて約400〜500軒が出るとされます。近くの椙森神社のあたりまで人波が続きます。二日間で例年およそ10万人が訪れる、都心でも大きな秋の市です。

昼間は買い物や食べ歩きでにぎわい、夕方からは界隈に1,500を超える提灯が灯ります。日本橋のビル街に提灯の灯りが続く光景は、暗くなってからのほうがいっそう祭りらしく映ります。

公式の案内によると、例年、初日の19日には子供神輿(15:00〜16:30)と大人神輿(16:00〜20:00)が繰り出し、20日には盆踊り(16:30〜19:30)が行われます。神輿を目当てにするなら、初日の19日がねらい目です。ただし神輿の巡行が無い年もあるため、当日の実施や時間は会場の案内でお確かめください。


恵比寿講とべったら市の由来

恵比寿講は、商家が商売繁盛の神様である恵比寿(えびす)を祀り、一年の商いに感謝する行事で、例年10月20日に営まれます。この恵比寿講にそなえる品を前日から売る市が、べったら市の始まりでした。

市で売られていた浅漬けの大根が評判を呼び、やがて「べったら市」の名で親しまれるようになりました。中心となる寶田恵比寿神社は、恵比寿さまを祀る日本橋七福神の一社です。古い江戸の暮らしが、今も日本橋の秋の二日間に息づいています。


アクセスと当日の注意点

最寄りは東京メトロ日比谷線の小伝馬町駅で、徒歩約1分です。JR総武快速線の新日本橋駅は5番出口から徒歩約2分、都営浅草線の東日本橋駅からは徒歩約5分です。東京メトロの三越前駅や人形町駅も徒歩圏にあります。

会場となる路地には多くの店が並び、たいへんな人出になります。車での来場には向かないので、電車で訪れるのが安心です。当日は会場周辺の案内や係員の誘導に従ってください。

二日間とも夜9時まで開いています。甘いべったら漬けを片手に、提灯の灯る日本橋の路地をゆっくり歩いてみてください。都心の真ん中に、江戸の秋が二日だけ戻ってきます。

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