皇居ランの走り方|1周約5km・反時計回りのマナー・着替えとシャワー

Mby Mori
皇居外周の歩道を走るランナーと、お堀ごしに見える石垣
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皇居(こうきょ)の外周は、東京でいちばん有名なランニングコースです。1周はおよそ5キロで、信号待ちがほとんどなく、道幅も広いため、仕事帰りの地元ランナーも、旅先にシューズを持ってきた旅行者も、毎日たくさんの人が走っています。

初めてでも、ちょっとしたマナーと、着替えやシャワーの場所さえ押さえておけば、観光の合間に気持ちよく一周できます。この記事では、コースの基本から走り方のマナー、スタート地点、ランナー向けの施設までをまとめました。

皇居ランは1周 約5km。信号でほとんど止まらず、走る向きは「反時計回り」が地元の定番です。


コースの基本|1周 約5km、信号でほぼ止まらない

皇居ランのコースは、お堀の外側をぐるりと囲む歩道です。1周はおよそ5キロ(約4.97キロ)で、ほとんどの区間に信号がないため、赤信号で立ち止まらずに一周しやすいことが人気の理由です。

高低差は30メートルほどあります。半蔵門(はんぞうもん)のあたりがいちばん高く、桜田門(さくらだもん)の側はほぼ平らです。きつい上りが続くのは半蔵門の前後だけなので、全体としては初めての方でも走りやすいコースです。

スタート地点に決まりはありません。好きな場所から入って一周できますが、多くの人が桜田門の周辺から走り始めます。


走り方のマナー|反時計回り・歩行者優先・一列で

皇居の歩道は、ランナーだけのものではありません。観光や通勤で歩く人、写真を撮る人もたくさんいます。千代田区(ちよだく)は、皇居のまわりを走る人・歩く人に向けて、守ってほしいマナーを呼びかけています。

走る向きは「反時計回り」です。これは法律ではなく、ぶつからず安全に走るために千代田区が呼びかけている推奨マナーです。旅行で走るときも、まわりに合わせて反時計回りで走りましょう。

ほかにも、歩道では歩行者が優先です。タイムにこだわりすぎず、道をふさがないよう、狭いところは一列で走ります。追い越すときは右側から、ゴミは必ず持ち帰りましょう。朝や夜は人が多くなりがちなので、スピードの出しすぎにも注意してください。

日曜日に走るなら、「パレスサイクリング」も知っておくと安心です。毎週日曜日の午前10時から午後4時は、内堀通り(うちぼりどおり)の一部が自転車専用になり、車は通行できなくなります。対象の区間は、平川門(ひらかわもん)から祝田橋(いわいだばし)までの往復およそ3キロです。

ただし、これは車道だけの話なので、外周の歩道を走るランナーには影響しません。日曜日もいつもどおり走ることができます。なお、悪天候の日や年末年始は、このサイクリング自体が休止することがあります。

もうひとつ、皇居前広場(皇居外苑)の中は、走ってよい場所が決められています。案内図で示された車道の部分だけがランニング可で、園内の歩道は走ることができません。外周の歩道コースとは別の場所なので、広場を横切るときだけ気をつけてください。


アクセスと荷物|最寄り駅とコインロッカー

どの駅を使っても、その近くからスタートできます。最寄り駅は、桜田門駅、二重橋前(にじゅうばしまえ)駅、大手町(おおてまち)駅、竹橋(たけばし)駅、半蔵門駅など。東京駅からも徒歩圏です。

旅行で走るときに困るのが、荷物です。大きな荷物は、駅のコインロッカーか、次に紹介するランナー向けの施設(ランステ)に預けておきましょう。

皇居ランを旅程に組み込むなら、丸の内・大手町・日比谷のあたりに泊まると、朝も夜も走りに出やすくなります。宿を探すときは、こちらから空室と料金を確認できます。

東京のホテルの空室・料金を見る


トイレ・給水|和田倉噴水公園に休憩所とトイレ

長めに走るなら、トイレの場所と水分補給について考えておくと安心です。コースの内側にある和田倉噴水公園(わだくらふんすいこうえん)には、休憩所とトイレがあります。屋内は朝9時から夕方5時まで、トイレやテラス席は朝9時から夕方4時まで利用できます。早朝や夜のランでは閉まっているので、その点だけ気をつけてください。

このほか、桜田門の周辺や皇居前広場など、コース沿いの主要な場所にもトイレがあります。ただし、皇居外苑のトイレは防犯のため、一部をのぞいて夜間は施錠されます。夜に走るときは、早めにすませておきましょう。

水は、走り出す前に駅やコンビニで用意しておきましょう。


仲間と走るなら|TOKYO RUN CLUB

一人で黙々と走るのもいいものですが、せっかくの旅先なら、現地のランナーと一緒に走ってみるのも楽しい過ごし方です。

東京には、誰でも参加できるランニングコミュニティ「TOKYO RUN CLUB」があります。週に3〜4回、朝(6時30分〜9時ごろ)か夜(18時〜21時ごろ)に、東京の街なかを走る集まりを開いています。

いちばんの特徴は、英語で参加できることです。公式サイトにも「日本語は必要ありません」とあり、旅行や出張で東京を訪れた人も歓迎されています。事前の申し込みや会費は不要で、通常のグループランは無料、飛び入りでも参加できます。

集合場所は毎回変わります(公園や橋、駅の出口など)。開催の1〜2日前に、インスタグラムやLINEで告知されるので、走りたい日が近づいたら確認してみてください。皇居を走る会とは限りませんが、東京で仲間と走るきっかけとしておすすめです。

公式サイト: TOKYO RUN CLUB


手ぶらで走る|ウェアとシューズのレンタル

旅行にランニングシューズと着替えを持ってくるのは、荷物がかさばって大変です。最近は、旅行者向けの衣類レンタルを使い、手ぶらで走る人も増えています。京都・鴨川など各地の絶景コースと合わせた詳しい使い方は、こちらの記事にまとめました。 手ぶらで旅ラン|シューズはホテルで受け取り・洗濯せず返却

訪日旅行者や国内旅行者のあいだで使われ始めているのが、衣類レンタルの「Laplace closet(ラプラスクローゼット)」です。旅の日程と宿泊先のホテルを入力して予約すると、シューズやウェアがホテルに届きます(配送は一部の離島をのぞいて全国対応です)。

走り終えたら、洗わずに専用ボックスに入れてフロントへ預けるだけで返却できます。料金はいちばん安いアイテムで1日400円から、会員登録は無料です。

ランナー向けには、TOKYO RUN CLUB とのコラボによる専用コレクション「Laplace closet × TOKYO RUN CLUB」もあります。ホテル配送のほか、ランの会場で直接受け取ることもでき、その場合はレンタル代が半額になります。

公式サイト: Laplace closet

一人でも、仲間とでも、手ぶらでも。自分に合った形で、東京の真ん中を気持ちよく走ってみてください。

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