日本のハロウィンは、子どもが家々を回るトリック・オア・トリートとは少し違います。中心にあるのはテーマパークの催事と、街や商業施設の飾り付け、そして仮装の文化です。時期はおおむね9月中旬から11月上旬まで続きます。
この秋の予定を立てるなら、「どこを軸に一日を組むか」をひとつ決めるのが近道です。選択肢によって、場所や開催期間、仮装・飲酒のルールが大きく異なります。
2026年10月31日は土曜日です。ハロウィン当日が週末に重なるため、この週末がいちばん混み合います。パークのチケットや近くのホテルは、早めに押さえておくと安心です。
この記事では主な選択肢を横並びで比べ、詳しい解説記事がある項目にはリンクを添えました。どれが自分たちに合うかを判断できるように整理しています。
2026年の主な選択肢
イベント | 場所 | 2026年の開催期間 | 向いている人 | 仮装 | チケット |
|---|---|---|---|---|---|
USJ ハロウィーン・ホラー・ナイト | 大阪 | 9/11〜11/8 | 夜は大人・昼は家族 | 終日可(一部マスク制限) | スタジオ・パス8,400円〜 |
東京ディズニー・ハロウィーン | 千葉(東京近郊) | 9/16〜10/31 | 家族・ディズニー好き | 全身仮装は指定日のみ | 通常のパークチケット |
サンリオピューロランド | 東京・多摩 | 9/11〜11/3 | 家族・サンリオ好き・雨の日 | 屋内で仮装 | 日付指定・予約制 |
渋谷 | 東京都心 | 公式イベントなし | 街の雰囲気だけ | 可・ただし要ルール確認 | 不要 |
大阪と千葉の大型テーマパークに対し、多摩のピューロランドと都心の渋谷は、まったく違うタイプです。以下では、それぞれを選ぶ際のポイントを紹介します。
USJ|18時を境に昼と夜が入れ替わる二部制

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大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、2026年9月11日から11月8日まで「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を開催します。2026年に15周年を迎えます。同じパークでも、18時を境に雰囲気ががらりと変わります。
18時まではファミリー向けで、トリック・オア・トリートやミニオンのグリーティングがあります。18時を過ぎると、過去最多のストリート・ゾンビが街を徘徊し、大人向けの雰囲気に一変します。
2026年の新顔は、ハロウィーン・ホラー・ナイト史上初のR-18アトラクション「残像(Lights Out: Nightmare Isolation)」です。17歳以下は体験できず、18歳以上でも別料金の専用チケット(1,900円〜)と誓約書への同意が必要です。R-18はこのアトラクションだけなので、家族連れでも過度に心配は要りません。
仮装は時間帯を問わず可能ですが、顔全体を覆うマスクや特殊メイクは認められていません。スタジオ・パスは変動価格制で、大人1デイは最も安い日で8,400円です。日程が決まったら早めに購入しておくのがおすすめです。昼と夜の違いやホラーの顔ぶれ、エクスプレス・パスの選び方はUSJハロウィン2026の記事にまとめています。
東京ディズニー|全身仮装は2期間だけ

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東京近郊・千葉の東京ディズニーリゾートでは、2026年9月16日から10月31日まで「ディズニー・ハロウィーン」を開催します。ランドとシーで開催期間は同じです。専用チケットは不要で、通常の日付指定パークチケットで参加できます。
気をつけたいのが、全身仮装が認められる日です。全身仮装ができるのは9月15日〜30日と10月16日〜31日の2期間だけで、10月1日〜15日は対象外です。仮装が目当てなら、10月前半は避けてください。
ハロウィーン限定グッズは9月15日に発売されます。両パークでは、この期間だけのパレードやショー、夜の花火も行われます。日ごとの詳しい内容はディズニー・ハロウィーン2026の記事にまとめています。
サンリオピューロランド|全館屋内・天候の心配なし

© 2026 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN 著作 株式会社サンリオ
子ども連れの方や、ハローキティが好きな方には、東京・多摩のサンリオピューロランドが負担の少ない選択肢です。ハロウィーンイベント「PUROMONSTERSCRAMBLE」は、2026年9月11日から11月3日まで開催されます。全館が屋内のため、天候で予定が崩れる心配がありません。
開催期間中はキャラクターたちが「モンスター」に変身し、来場者もその世界に加わる趣向です。360度のライブショーがあり、2026年はピューロランド初のLABUBU(POP MART)コラボも登場します。一部の体験は日付指定や予約が必要で、ホラー系のボートライドは中学生以上に限られます。詳しくはサンリオピューロランド公式サイトで確認してください。
渋谷|「会場ではない」街

多くの人がハロウィンで思い浮かべるのは、仮装した人でスクランブル交差点があふれる渋谷の光景でしょう。
ですが、渋谷区は方針を大きく転換しました。区は「渋谷はハロウィーンイベントの会場ではない」との立場を明確にし、ハロウィン目的の来街を控えるよう呼びかけています。公式のステージも、催しも、会場もありません。
通りかかるだけでも、路上飲酒とポイ捨てには注意してください。対象エリアでは、毎日18時から翌朝5時までの路上飲酒が通年で禁止されています。罰則はありませんが、守らないと区の指導の対象になります。ポイ捨ては2026年6月1日から、その場で過料2,000円が科されます。
2025年には、ハチ公像が仮囲いで囲われ、周辺の約58店舗に酒類販売の自粛が要請されました。ただしこれは2025年の実績で、2026年の具体的な規制は例年10月上旬まで発表されません。
渋谷にいることも、仮装することも禁止ではありません。禁止されているのは、路上飲酒とポイ捨てです。仮装そのものを楽しみたいなら、テーマパークのほうが向いています。詳しいルールは渋谷ハロウィンのルール記事で整理しています。
夜の防寒と服装
10月下旬の東京・大阪は、日中は過ごしやすい一方、日が落ちると気温が下がり、夜はおおむね15度前後になります。USJの18時以降やディズニーの花火など、見どころはいちばん冷える時間帯に重なります。
上着を重ねても動きやすい仮装にするか、ショーの合間に使える防寒着を1枚持っておくと安心です。屋内のピューロランドだけは、軽装でも問題ありません。
どれを選ぶ場合も、進め方は同じです。まず行き先を決め、2026年の開催期間と仮装ルールを確かめてから、チケットを予約します。この順番なら、秋の予定もすんなりまとまります。