毎年秋、世界中の新作映画が東京の中心に集まります。第39回の東京国際映画祭は、2026年10月26日(月)から11月4日(水)までの10日間、日比谷・有楽町・丸の内・銀座のエリアで開かれます。
「業界の人しか入れないのでは」と思われがちですが、そんなことはありません。一般の観客も、チケットを購入すれば、ほとんどの上映を鑑賞できます。海外の話題作から日本の名作まで、封切り前の作品が大きなスクリーンに並ぶ10日間です。
この記事では、2026年のチケットをいつ・どうやって買うか、料金はいくらか、そして英語字幕・日本語字幕が付く上映をどう見分けるかを、公式発表にもとづいてまとめます。
チケットの一般販売は10月17日(土)から。公式サイトで座席を選んで予約できます。
2026年の開催概要
第39回東京国際映画祭の開催期間と会場は、次のとおりです。
項目 | 内容 |
|---|---|
開催期間 | 2026年10月26日(月)〜11月4日(水)・10日間 |
エリア | 日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区ほか |
主催 | 公益財団法人ユニジャパン |
チケット一般発売 | 2026年10月17日(土) |
会場は日比谷・有楽町を中心に、徒歩で移動できる範囲に集まっています。作品ごとに上映される劇場が異なるため、チケットを取るときは会場もあわせて確認してください。
なお、同じ時期に併催される業界向けの見本市「TIFFCOM」(10月28日〜30日・浜松町)は、一般客が映画を観るイベントとは別のものです。
チケットの買い方と枚数
2026年の一般販売は、10月17日(土)に始まります。チケットは公式サイトでオンライン購入し、申し込み時に自分で座席を指定します。
購入にあたっては、次の点に注意してください。
- チケットは公式サイトでのオンライン販売が基本で、例年、各劇場の窓口では取り扱いがありません。このほか、開催期間中に有楽町駅前のチケットセンターでも購入できます(2026年の窓口は公式の案内をご確認ください)。
- 1回の申し込みで購入できるのは2枚までです(2026年公式案内)。
- 前売りで完売した回は、当日券が出ないことがあります(例年)。
なお、注目度の高い一部の作品は、10月17日を待たずに「先行抽選」でのみ販売されます。この先行抽選の受付は9月18日から28日までで、すでに終了しています。
対象となった9作品には、オープニング『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』、センターピース『ゴジラ-0.0』、クロージング『コロニー/群体』などが含まれます。これら9作品は10月17日の一般販売の対象外で、この日から購入できるのは、それ以外の上映です。
チケット料金
料金は部門によって変わります。2026年の公式発表で確定している料金は、次のとおりです(税込)。
部門 | 一般 | 学生 |
|---|---|---|
オープニング/センターピース/クロージング | 3,500円 | 2,700円 |
ガラ・セレクション | 2,700円 | 2,000円 |
上記以外の一般部門(コンペティションなど) | 2,200円 | 1,100円 |
学生料金は一部の作品を除き1,100円で、前年より値下げされました。学生の当日料金は700円です。国立映画アーカイブで行われる「溝口健二特集」は、これらとは別料金になります。
なお、オープニング・センターピース・クロージングの3部門は、前述の先行抽選の対象で、10月17日の一般販売はありません。
上映される作品と部門
一般公開の部門は幅広く、世界初公開の話題作から日本映画の名作まで、さまざまな作品がそろいます。2026年は、次の作品が発表されています。
- オープニング作品:『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
- センターピース:『ゴジラ-0.0』
- クロージング作品:『コロニー/群体』
※この3作を含む先行抽選対象の9作品は、抽選のみで販売され、10月17日の一般販売はありません(買い方は前の「チケットの買い方と枚数」を参照してください)。
このほか、世界の新作を集めた「コンペティション」、話題作を上映する「ガラ・セレクション」(15作品)、「アニメーション部門」、没後70年を記念した「溝口健二特集」(10月27日〜11月1日・国立映画アーカイブ)などが並びます。
コンペティションをはじめとする全部門のラインナップと、劇場ごとの詳しい上映スケジュールは、9月下旬から順に発表されています。観たい作品と上映日時は、東京国際映画祭の公式サイトの上映スケジュールで確認してください。
英語字幕・日本語字幕の見分け方
東京国際映画祭では、原則としてすべての上映に英語字幕・日本語字幕のいずれか、または両方が付きます。日本語がわからなくても、多くの作品を字幕付きでお楽しみいただけます。
字幕の付き方は、例年おおむね次のようになっています。日本語の作品には英語字幕、英語の作品には日本語字幕、その他の言語の作品には日本語と英語の両方の字幕が付きます。
ただし、作品によって例外があります。国や言語だけで字幕を判断せず、観たい上映が決まったら、公式サイトの上映スケジュールと各作品のページで、その回の字幕表記を必ず確認してください。
会場とアクセス
上映会場は日比谷・有楽町を中心に点在します。2026年の会場として確認できるのは、丸の内ピカデリー、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューリックホール東京、そして溝口健二特集が行われる国立映画アーカイブです。このほかの会場を含む全体の一覧は、開催が近づくと公式サイトで案内されます。
会場はいずれもJR・地下鉄の駅から近く、日比谷駅・有楽町駅・銀座駅が最寄りになります。1日に複数の作品を続けて観る人も多いので、上映のあいだの移動時間には少し余裕を見ておくと安心です。
