土浦全国花火競技大会は、秋田の大曲、三重の伊勢神宮奉納全国花火大会とともに「日本三大花火競技大会」のひとつに数えられる、花火師が技を競い合う大会です。2026年は11月7日(土)に、茨城県土浦市の桜川畔で開かれます。
夏の花火大会とは趣が違い、玉そのものの完成度を審査する競技会です。一発一発に見応えがあり、全国から選ばれた花火師が新作を持ち寄ります。
同じ三大競技大会である大曲の花火2026|8月29日開催、全席有料・当日券なしとあわせて、秋の遠征先として検討する方も多くいます。
有料席の一次抽選はすでに終了しています。今から座って花火を楽しみたいなら、10月2日締切の個別リセール抽選が唯一の入手手段です。
2026年の開催概要

まず日程と会場を押さえておきます。
項目 | 内容 |
|---|---|
開催日 | 2026年11月7日(土) |
競技開始 | 17時30分 |
終了予定 | 20時00分 |
打ち上げ数 | 約2万発 |
会場 | 桜川畔(学園大橋付近・土浦市佐野子) |
主催 | 土浦全国花火競技大会実行委員会 |
天候の扱いには注意が必要です。小雨程度なら原則として決行し、荒天の場合のみ翌週の11月14日(土)へ延期されます。
荒天で11月14日に延期された場合、購入済みのチケットはそのまま延期日に使えます。公式は、大会がまったく開催されなかった場合は返金の対象になる一方、開催後に中止・中断となったときは返金しないと案内しています。返金の細かな条件は、購入前に公式のお知らせで確認してください。当日の朝に判断を迷ったときも、同じお知らせで最新の開催情報を確認できます。
有料観覧席とリセール抽選
有料観覧席の一次販売は抽選制で、チケットぴあのWEB受付のみでした。申込は8月12日から9月10日まで、当選発表が9月14日で、すでに受付は終わっています。
今から座席を確保する方法は、キャンセル分を再配分する個別リセール抽選だけです。受付期間は9月27日から10月2日23時59分まで、当選発表は10月5日18時以降に順次行われます。申込はチケットぴあの専用ページ(土浦全国花火競技大会 チケットぴあ受付)から行います。支払いはクレジットカードで、席の料金とは別に990円の特別チャージがかかります。この締切を過ぎると、公式ルートで座席を取る手段はなくなります。
参考までに、一次販売時の席種と価格は次のとおりでした。リセール抽選でも同じ区分が対象になります。
席種 | 価格(税込) | 定員 |
|---|---|---|
桟敷席(テーブル席) | 80,000円 | 4名 |
桟敷席(全マス) | 26,000円 | 5名 |
桟敷席(半マス) | 13,000円 | 2名 |
桟敷席(イス席) | 12,000円 | 1名 |
イス席A | 6,000円 | 1名 |
イス席B | 5,000円 | 1名 |
イス席C | 4,000円 | 1名 |
土浦駅から会場までの行き方

最寄りはJR常磐線の土浦駅です。上野からは普通列車で約70分、特急なら約45分です。駅から会場までは約2.5km・徒歩およそ30分ですが、当日は混雑で所要時間が延びます。
徒歩での移動を避けたい場合は、土浦駅東口と会場(学園大橋)を結ぶシャトルバスが便利です。所要は約10分、料金は片道で大人400円・小人200円、交通系ICカードも利用できます。
運行時間は、往路が15時から17時30分(土浦駅発の最終便)、復路が18時30分から21時30分です。復路は混雑時に延長されることがあります。
ただし乗車券を買う列で30分以上待つこともあります。開始直前に駅へ着くと乗り遅れる恐れがあるため、時間には余裕を持ってください。
駐車場は全て事前抽選制
車で向かう場合、当日、予約なしで駐車することはできません。公式駐車場は10ヶ所(P-3からP-12)あり、いずれも有料・事前申込の抽選制です。
第1次抽選はすでに終了しており、いま申し込めるのは第2次です。第2次抽選の受付は10月2日10時から10月7日23時59分まで、予約サイト(ticket-pass.com)で行われます。料金は一般が総額3,300円、P-11のクラフトシビックホールのみ総額2,200円です。会場へは常磐自動車道の桜土浦インターチェンジ、または土浦北インターチェンジから約20分です。
帰りの混雑と当日の注意点
花火が終わる20時ごろには、大勢が一斉に土浦駅へ向かいます。混雑時は駅で入場規制がかかることがあり、特急券を持っていても優先して乗車できるとはかぎらないと公式が案内しています。復路のシャトルバスも最終が21時30分の予定なので、帰りの経路は先に決めておくと安心です。
遠方から向かうなら、土浦駅の周辺に前泊・後泊して翌朝に帰るのも、人波を避ける方法の一つです。土浦駅は上野駅から常磐線で45分から70分ほどなので、都心のホテルを拠点に日帰りで往復する方も少なくありません。
11月7日の交通規制や歩行者天国の範囲は、執筆時点ではまだ公表されていません。屋台の出店や無料で観覧できる場所についても、公式にはまだ案内されていないため、11月7日当日の飲食や観覧位置は、公式の最新案内と、例年10月下旬に土浦市・警察が出す交通規制図で確認してください。
寒さへの備えも忘れないようにしてください。11月上旬の茨城は、日が落ちると気温が一桁まで下がる日があり、川沿いの会場は風も通ります。桟敷席やイス席では数時間座って待つことになるため、厚手のコートに加えて、ひざ掛けやカイロ、地面の冷えを防ぐ座布団があると過ごしやすくなります。