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大曲の花火2026|8月29日開催、全席有料・当日券なし。チケット販売は7月31日で終了

Mby Mori
雄物川の河川敷に大玉が開く、大曲の花火の夜空

秋田県大仙市で毎年8月に開かれる「大曲の花火」は、正式名称を全国花火競技大会といいます。全国から選ばれた花火師が技術と創造性を競う大会で、最高賞として内閣総理大臣賞が贈られます。2026年は8月29日(土)に第98回が開催されます。

ただ、思い立って河原へ花火を見に行くことはできません。会場内はすべて有料席で、無料の観覧席は用意されていません。8月の大会に当日券はなく、残席を扱う第2次販売も7月31日23時59分で終了します。

しかも公式の英語ページによると、チケットの購入は現時点で日本国内に限られます。8月に入ってから来日する旅行者は、販売期間内に日本国内で購入することができません。すでに7月31日を過ぎている場合、残る入手経路は旅行会社のツアーだけです。

個人で購入できる手段は、7月31日23時59分までの第2次販売だけです。

8月29日を含むこの夏の祭りの日程は、日本の夏祭りガイド2026|屋台の楽しみ方・浴衣・見物のマナーと、この夏行きたい祭り で一覧にしています。


2026年の開催概要

名称

第98回 全国花火競技大会「大曲の花火」

開催日

2026年8月29日(土)

開場

15時(予定)

昼花火

17時10分〜18時

夜花火

19時〜21時30分

会場

「大曲の花火」公園(秋田県大仙市大曲雄物川河畔)

打上数

約18,000発

出品業者

28社

出店

あり

主催

大曲商工会議所・大仙市

公式サイト:


昼花火の部と夜花火の部

大曲では、夜だけでなく昼にも競技が行われます。17時10分から18時までの昼花火の部では、まだ明るい空に広がる煙の色と形で技を競います。競技課題は5号玉5発です。

夜花火の部は19時から21時30分までです。芯入割物の10号玉1発、自由玉の10号玉1発、2分30秒以内の創造花火という3種目を、28社が順に披露します。玉を作った花火師が自ら打ち上げる点を、公式サイトは「大曲ならでは」としています。

大会の歴史:


会場内はすべて有料席

公式FAQには「会場内はすべて有料席となっており、無料の観覧席はありません」と明記されています。英語版のFAQも同じ内容です。

当日券についても、公式は基本的に販売しないと案内しています。若干数の当日券が出ることがあるのは春・秋の大会で、8月の全国花火競技大会は対象外です。

公式FAQ:


会場外の観覧場所は公式案内なし

大仙市は「大曲の花火」公園内での場所取りを禁止しています。テントの設営や、地面で直接火を起こす行為も同様です。

会場の外から花火を観覧できる場所については、公式サイトも大仙市も案内していません。チケットを持たずに大仙市へ向かっても、花火を観覧できる場所が見つかるとは限りません。

大仙市「よくあるご質問」:


有料観覧席の席種と料金

料金は1区画あたりで、定員内であれば人数に関わらず同額です。イス席とカメラマン席A〜Cは定員1名です。いずれの席種も、席代金のほかに送料や手数料がかかります。

下表の「1名あたり」は、定員いっぱいまで座席を使った場合の金額です。

席種

定員

料金(1区画)

1名あたり

プラチナペア席

2名

70,000円

35,000円

デラックステーブル席

4名

50,000円

12,500円

テーブル席

4名

38,000円

9,500円

堤防BOX席

4名

30,000円

7,500円

レジャーシート席

4名

15,000円

3,750円

ペア席(ベンチ)

2名

13,000円

6,500円

イス席

1名

8,000円

8,000円

カメラマン席A(上段)

1名

25,000円

25,000円

カメラマン席B(中段)

1名

18,000円

18,000円

カメラマン席C(下段)

1名

13,000円

13,000円

席の作りは席種ごとに大きく違います。プラチナペア席は高さ約1mのステージ上にあり、専用トイレとテーブルが付きます。デラックステーブル席とテーブル席は名前のとおりテーブル付きで、区画はそれぞれ230×230cm、170×140cmです。

堤防BOX席は堤防の斜面に簡易ベンチを2列設けた区画です。ペア席は2人掛けのベンチ、イス席は1人用の椅子が用意されます。レジャーシート席は180×180cmのシートで、持参した椅子も使用できます。位置関係は公式の観覧席配置図(PDF)に掲載されています。

子ども連れは席の扱いに注意してください。公式FAQによると、小学生未満は保護者の膝上で観覧する場合に限り無料で、席を使用する場合はチケットが必要です。

席を使う子どもも定員に数えます。4名の区画に大人2名と子ども2名で入る場合も、料金は大人4名のときと同じです。ただし定員1名のイス席・カメラマン席では、席を使う子どもにも1名分のチケットが必要です。

公式チケット案内・配置図:


第2次販売は7月31日23時59分まで

インターネットでの第1次販売は6月23日に、大曲商工会議所での直接販売は7月5日に終了しています。7月21日10時から7月31日23時59分までが第2次販売の期間で、残席が出た席種のみを扱います。なお、車イス席(4名・28,000円+配送料600円)は5月27日に完売しています。

扱う席種は販売元ごとに違います。ローソンチケットはカメラマン席C以外の全席種、イープラスはテーブル席と堤防BOX席の2種類のみです。カメラマン席はもともとローソンチケット限定で、第2次販売の対象はAとBだけです。

決済方法は販売サイトごとに異なります。実行委員会は7月17日の告知で「残りわずかのお席もございます」としていますが、残席は日々変わります。決済方法も残席も、申し込む前に各販売サイトで確認してください。

イープラスで申し込む場合は、同行者情報と顔写真の事前登録が必要です。受け取りは電子チケット(スマチケ)に対応しています。訪日旅行者にとっては、この事前登録が手間になります。

転売・譲渡は禁止されており、公式サイトにリセール(公式再販)の案内もありません。公式は、正規の販売ルート以外で入手したチケットでは入場をお断りする場合があるとしています。

購入後のキャンセル・変更・再発行も、購入者側の都合では一切受け付けていません。

第2次販売の公式告知:


海外からの購入は現時点で不可

日本語のFAQには「海外からのご購入にも対応できるよう準備を進めています」とありますが、対応時期は公表されていません。

8月に入ってから日本に到着する旅行者には、個人で観覧席を確保する手段が実質的に残りません。実行委員会は旅行業者向けの販売枠を別に設けていますが、旅行会社からの申し込みも新規が3月24日、追加が5月26日で締め切られています。

8月に来日するなら、この枠を仕入れた旅行会社のツアーを探すことになります。各社の商品ページで条件を確認してください。

旅行業者向け販売:


東京からのアクセスと当日の増発列車

東京駅からは秋田新幹線「こまち」が大曲駅まで直通しています。所要時間はJR東日本の公式時刻表で確認してください。

JR東日本 時刻表:

公式FAQは「大会当日は一部の路線で増発列車が運行されます」としています。ただし2026年の時刻と本数はJR東日本の発表待ちで、7月下旬の時点では公表されていません。

帰りについて大仙市は「乗客数に対して十分な数の電車が確保されています」と案内しています(2026年1月9日更新)。列車で向かえば、深夜まで続く車の渋滞は避けることができます。

ただし夜花火が終わるのは21時30分で、そこから駅まで徒歩約30分かかります。当日中に東京へ帰着できるかどうかは最終列車の時刻しだいで、増発の内容が出るまで確定できません。宿を押さえたうえで計画するほうが安全です。

大仙市「オススメ交通手段」:


大曲駅から会場まで徒歩約30分

最寄り駅はJR大曲駅です。大仙市と公式サイトは、駅から会場中心部まで約2km・徒歩約30分と案内しています。公式のアクセスページによると、8月29日はこの道沿いに屋台が並び、イベントも行われます。

一方、会場内の売店の有無と再入場の可否は、公式サイトに記載がありません。8月29日の開場は15時、夜花火の終了は21時30分です。飲食物は沿道の屋台などで買ってから入場するほうが確実です。

大きな荷物は預けることができます。手荷物預り所は、JR大曲駅西口の駅前交番の隣(佐川急便)と、ヒカリオ広場の大曲商工会議所前(ヤマト運輸)の2か所です。受付は8月29日10時から23時まで、サイズに関わらず1個1,000円(税込)です。

大仙市「電車で行く」:


車の交通規制は8月28日15時から

大仙市の案内によると、街中エリアは前日8月28日15時から、西根・姫神エリアは当日8月29日9時から車両通行禁止となります。解除は8月29日24時(8月30日0時)の予定です。公式のアクセスページも「午後から深夜2〜3時頃まで激しい渋滞が発生します」と明記しています。

規制区域内の駐車場に停めた車は、8月29日24時の規制解除まで退場できません。

大仙市は駐車場を5種類に分けて案内しています。実行委員会が管理する一般車用の予約専用(9か所)、障がい者等専用、大型バス用、民間の私設予約専用、そして予約不要の一般駐車場(台数限定)です。

実行委員会の予約専用駐車場では、1区画6,000円の環境整備協力金がかかります。予約サイト(Ticket Pass)を使う場合はサービス料10%(600円)が別途必要で、現地払いはできません。受付は6月12日に始まっており、7月下旬の時点で空きが残っているとは限りません。

シャトルバスの運行はなく、市内の循環バスも当日は運休すると大仙市が案内しています。代わりに大仙市はパークアンドライドを勧めています。庁舎の駐車場に停め、最寄り駅から列車で大曲駅へ向かう方法です。

案内されているのは神岡庁舎(JR神宮寺駅)、中仙庁舎(JR羽後長野駅)、西仙北庁舎(JR刈和野駅)、協和庁舎(JR羽後境駅)の4か所です。

大仙市「予約専用駐車場」:

大仙市「8月28日からの交通規制図と駐車場一覧」:

大仙市「私設の予約専用駐車場と8月28日からの規制時刻」:


大会当日の宿泊

公式FAQは「大会の数ヶ月前から満室となる施設が多い」としています。実行委員会は宿泊の手配を行っておらず、大仙市内で見つからない場合は秋田新幹線・奥羽本線・田沢湖線の沿線も検討するよう案内しています。

大仙市はイベント民泊も実施していますが、2026年の宿泊希望者の募集は7月17日23時59分で締め切られました。募集住宅は7月2日時点で1軒でした。

大仙市観光物産協会: イベント民泊2026


当日の持ち物と禁止事項

公式の来場ガイドは、ペット、台車・カート・自転車・ドローン、テント・パラソル・火気類、イス・テーブル類、一脚・三脚などの大型撮影機材の持ち込みを禁止しています。

ただし、イス・テーブル類はレジャーシート席とカメラマン席に限り区画に収まる範囲で使用でき、一脚・三脚はカメラマン席のみ認められています。

観覧席での飲食は可能です。ただし周囲の観覧者への配慮が求められています。

公式FAQは「会場では視界の妨げとなるため、傘の使用はご遠慮ください」としています。雨具は傘ではなくレインウェアを用意してください。

服装は動きやすく汚れてもよいもの、靴は歩きやすいものが推奨されています。仮設トイレは会場や市内各所に設置されますが、夏の大会ではトイレットペーパーが備え付けられていないため、持参が必要です。

会場が河川敷のため、大仙市はツツガムシへの注意も呼びかけ、虫よけスプレーやクリームの使用を勧めています。観覧から1週間〜10日ほど経って頭痛や発熱、見慣れない水ぶくれ・かさぶたが出た場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

公式サイト: 来場ガイド


雨天・荒天のときの扱い

小雨の場合は通常どおり開催されます。天候や河川の状況によっては順延または延期となりますが、予備日は公表されていません。会場の復旧状況を見たうえで、その都度開催日が決まります。

開催の可否は、公式アプリ・公式サイトのトップページ・公式SNS(Facebook・Instagram・X)で告知されます。

払い戻しは、大会が中止となった場合を除いて行われません。順延・延期のときは購入済みのチケットがそのまま有効ですが、順延後の開催日にすでに日本を離れている場合でも、返金を受けることはできません。


東北のほかの夏祭りとの組み合わせ

大曲の花火は8月末で、東北の夏祭りが集中する8月上旬とは3週間以上の間隔があります。同じ旅程で両方を見るなら、長期滞在が前提になります。

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