6月の日本旅行、何を着ればいい?—梅雨シーズンの服装・持ち物完全ガイド

6月の日本は梅雨の真っただ中。蒸し暑さや急な雨、冷房との温度差に対応する服装・持ち物のポイントを解説します。

Moriby Mori

日本各地を歩き回りたいエディター。日本の小さな日常を発信。

梅雨の東京、あじさいが咲く歩道を傘をさして歩く人々

6月の日本は、じめじめとした梅雨の真っただ中。蒸し暑さと急な雨、冷房の効いた室内との温度差—旅行者にとって「何を着ていけばいいのか」が最も悩ましい季節です。この記事では、2026年5月21日時点の梅雨入り予想と、例年の6月の気候をもとに、6月の日本旅行で失敗しない服装選びと持ち物のポイントをまとめました。

2026年の梅雨入りはいつ?

日本気象協会の第2回予想(2026年5月21日発表)によると、沖縄・奄美ではすでに5月上旬に梅雨入りしていますが、九州から東北にかけては平年より遅めの梅雨入りが予想されています。九州南部・四国は6月上旬、九州北部・中国・近畿・東海・関東甲信は6月中旬、北陸・東北は6月下旬の見込みです。なお、梅雨入り・梅雨明けは後日見直されることがあり、ここで紹介する時期は2026年5月21日時点の予想です。ただし、5月下旬の時点ですでに「梅雨のはしり」と呼ばれる曇天・雨天の日が続いており、6月頭から傘が手放せない天気になる可能性は十分あります。

気温は地域によって差がありますが、東京の6月の目安として、日中の最高気温は25〜28℃前後、朝晩は18〜21℃前後です。年や日によっては30℃近くまで上がる日もあり、湿度が70〜80%に達する日もあるため、体感温度は数字以上に蒸し暑く感じます。


基本の服装:通気性と速乾性がカギ

6月の日本旅行では、「通気性」と「速乾性」が服選びの最優先事項です。綿100%のTシャツは汗を吸っても乾きにくく、濡れたまま冷房の効いた電車に乗ると体が冷えてしまいます。リネン混やポリエステル系の速乾素材を選ぶと、突然の雨に降られても短時間で乾き、快適さが続きます。

トップス

半袖が基本ですが、1枚は薄手の長袖シャツやカーディガンを持っておくのがおすすめです。室内の冷房は日本では「強め」に設定されていることが多く、外との温度差が5〜10℃になることも珍しくありません。さっと羽織れるものが一枚あるだけで、寒暖差による体調不良を防げます。

ボトムス

くるぶし丈のパンツやクロップドパンツが便利です。長いデニムは裾が濡れやすく、乾きにくいうえに重くなります。スカートやワンピースも風通しがよく快適ですが、寺社仏閣を訪れる予定があるなら、膝が隠れる丈を選びましょう。

シューズ

梅雨時期の日本は、駅の階段や商業施設の入口など、あちこちが滑りやすくなります。革靴やキャンバススニーカーは水を吸って不快なだけでなく、乾くまでに丸一日かかることも。撥水加工のスニーカーや、濡れても平気なスポーツサンダルが心強い味方です。

サンダルを履く場合は、つま先が覆われたタイプがおすすめ。日本の街中は排水溝の蓋やタイルの段差が意外と多く、オープントゥだと足をぶつけやすくなります。


持ち物チェックリスト:梅雨旅の「三種の神器」

1.折りたたみ傘

必須アイテムです。日本ではコンビニや駅周辺でビニール傘を500〜1,000円程度で買えますが、毎回買い足すのはもったいなく、環境にもやさしくありません。コンパクトに畳める自動開閉式の傘を1本持っていれば、荷物の負担にならずに済みます。風が強い日は大きめの傘が安心です。

2.速乾タオル

日本の駅構内やコンビニでタオルを買うこともできますが、マイクロファイバー製の速乾タオルなら、汗を拭いてもすぐに乾き、バッグの中で匂いが気になりません。

3.日焼け止め

意外と盲点なのが日焼け止めです。「雨の日は日焼けしない」と思いがちですが、曇天でも紫外線は地上に届いています。6月の日本は梅雨空でも紫外線が強く、晴れ間が出る日は真夏並みに感じることも。SPF30以上の日焼け止めを朝塗っておくだけで、旅行後の肌トラブルを防げます。


スーツケースに「梅雨対策の服」を詰め込めない時は

ここまで読んで「速乾素材のトップス、薄手の羽織り、撥水シューズ……全部持っていくとスーツケースがパンパンになる」と感じた方もいるかもしれません。特にLCC(格安航空会社)利用で手荷物が7kgに制限されている場合、梅雨対策の衣類だけでかなりの容量を取られてしまいます。

そんなときの選択肢のひとつが、旅行者向けの衣類レンタルサービス「Laplace closet」です。旅行日程や滞在先、サイズなどに合わせて、カタログやAIおすすめから服を選ぶと、チェックイン日にホテルのフロントで受け取れます。チェックアウト時にフロントへ返却するだけなので、クリーニングも不要。レンタル料は1日あたり400円からで、荷物を増やさずに日本の梅雨を快適に過ごせます。


地域別ワンポイント

東京・関東

6月中旬に梅雨入りの見込み。ビル風で傘が裏返ることがあるので、丈夫な傘を。地下街や駅ナカで過ごす時間が長くなるため、冷房対策の羽織りは必携です。

京都・大阪・関西

盆地の京都は湿度が特に高く、「蒸し風呂」と形容されるほど。寺社の石畳は濡れると滑りやすいので、グリップの効く靴を選んでください。

沖縄

本州より一足早く5月に梅雨入りし、6月中旬〜下旬に梅雨明けするのが平年のパターン。6月後半なら梅雨明けの晴天が期待でき、真夏の日差し対策(帽子、サングラス、ラッシュガード)が中心になります。

北海道

北海道は気象庁の梅雨入り発表の対象外ですが、年によっては「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」と呼ばれる曇天・小雨が続く時期があります。気温は15〜22℃と涼しめなので、長袖1〜2枚と薄手のアウターがあれば快適です。


梅雨の日本を楽しむヒント

梅雨は「旅行に不向きな季節」と思われがちですが、この時期ならではの楽しみもたくさんあります。各地で見ごろを迎えるあじさい、雨に濡れて一層美しくなる苔寺や日本庭園、そして観光地が比較的空いているのも6月の特権です。ホテルの料金も夏休みシーズンに比べてぐっと抑えられるため、コスパの良い旅がしたい方にはむしろおすすめの季節と言えます。

服装と持ち物さえしっかり準備すれば、梅雨の日本は旅行者の味方。この記事のポイントを参考に、快適な6月の旅を楽しんでください。


日本気象協会「2026年梅雨入り予想」
ウェザーニュース「梅雨入り・梅雨明け情報 2026」
MATCHA「Weather in Tokyo by Month and What to Wear」

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