京都駅から徒歩圏内にある世界遺産、東寺(教王護国寺)。秋になると、五重塔の周りの紅葉が夜にライトアップされ、近くの瓢箪池(ひょうたんいけ)の水面に塔と紅葉が映り込みます。この記事では、2026年の夜間特別拝観(10月31日〜12月13日)について、開催日程・料金・拝観できる内容をまとめました。昼と夜で券が分かれている点など、行く前に知っておきたい実務的な情報を整理します。
東寺の夜間特別拝観は2026年10月31日から12月13日まで。夜のライトアップ対象は金堂と講堂で、五重塔は外から眺める形です(初層に入場できるのは昼のみ)。
京都のほかの紅葉スポットや見頃の時期を先に知りたい方は、京都の紅葉2026|見頃とエリア別まとめ で確認できます。
2026年の日程と拝観時間

2026年の東寺の夜間特別拝観(紅葉ライトアップ)は、10月31日(土)から12月13日(日)までです。約1か月半にわたって行われます。
夜間の時間は18時から21時30分までで、拝観の受付は21時までです。閉門が21時30分なので、水鏡をゆっくり撮りたい方も、遅くとも21時前には入っておくと安心です。
拝観券は当日、現地の窓口で購入します。日時指定の事前予約や整理券について、公式からの案内はありませんが、2026年の運用は変わることもあるので、直前に公式サイトで確認しておくと確実です。
昼の拝観は8時から17時(受付は16時30分まで)で、夜間は18時からの受付です。あいだの17時から18時はいったん区切られるため、昼から続けて夜まで拝観できるわけではない点に注意してください。
拝観料と、昼と夜の券の違い
料金は昼と夜で別々です。夜の拝観だけなら夜間の券を、昼に五重塔初層へ入るなら昼の券を購入します。
夜間特別拝観(金堂・講堂のライトアップ・10月31日〜12月13日)は、大人1,000円、高校生500円です。夜間は団体割引や共通券の設定はなく、個人料金のみです。中学生以下の料金は公式に案内がないため、小さなお子さん連れの方は現地の窓口で確認してください。
昼の特別公開の対象は、五重塔初層・金堂・講堂の3か所で、大人1,200円、高校生700円、中学生以下500円です(対象期間は10月31日から12月13日まで)。
ここで一番間違えやすいのが、五重塔の初層(1階内部)に入場できるのは昼だけという点です。夜は塔がきれいに照らされますが、夜間の拝観対象は金堂と講堂で、塔は外から見上げます。塔の中の仏像を拝観したい方は、昼の券で入ってください。
夜の見どころ

夜の見どころは、五重塔と、近くの瓢箪池の水鏡です。約200本といわれる境内の紅葉と、国宝の金堂、重要文化財の講堂が照らし出され、風のない夜には池の水面に塔と紅葉が逆さに映り込みます。この映り込みが、東寺の夜を象徴する光景です。
金堂には本尊の薬師三尊、講堂には空海が構想した立体曼荼羅の諸尊が並び、夜間はこの2つの堂内も拝観できます。
なお、三脚の使用可否は当日の境内掲示で確認してください。混雑する時期は制限がかかることもあります。屋外の行事のため、荒天時の対応は公式に案内がありません。天候が崩れそうな日は、公式サイトやSNSで直前に確認しておくと安心です。
紅葉の見頃の時期
東寺の紅葉の見頃は、例年おおむね11月中旬から下旬です。夜間拝観の期間は10月31日から12月13日までと長めなので、始まったばかりの10月末はまだ緑が残っていることもあります。色づきを写真に収めたいなら、11月半ば以降を目安にすると失敗が少ないです。
昼の五重塔初層の公開も夜間拝観も12月13日まで続くため、見頃に合わせて訪れても、塔の内部の拝観も夜のライトアップも、どちらも体験できます。その年の気温で前後するので、出発前に最新の色づき情報も確認しておきましょう。
京都駅からの行き方
東寺は京都駅のすぐ近くで、荷物を持ったままでも立ち寄りやすい立地です。
- 近鉄京都線「東寺」駅から南西へ歩いて約10分(約0.6km)
- JR「京都」駅の八条口から歩いて約15分(約1.1km)
- 市バスなら「東寺東門前」「東寺南門前」などの停留所が近い
住所は京都市南区九条町1番地です。夜間は道が暗い区間もあるので、駅からは表通りを歩くと分かりやすいです。混雑期の移動や市バスの運行状況は 京都の紅葉、混雑期の移動2026 にまとめています。
昼と夜の選び方
塔の中の仏像や立体曼荼羅をじっくり拝観したいなら昼、水鏡と静かな雰囲気を楽しみたいなら夜がおすすめです。両方を拝観したい場合は、昼に入って一度出て、夜間の受付が始まる18時に入り直します。このときは昼の券(1,200円)と夜の券(1,000円)の2枚が必要で、合計はおよそ2,200円です。
11月下旬の京都の夜は冷え込み、日が落ちると体感で一段と寒くなります。池のそばで写真を撮る時間も長くなりがちなので、羽織るものを一枚持っておくと安心です。
京都で泊まるエリアを選ぶ際は、京都はどこに泊まる2026 を参考にしてください。清水寺の紅葉2026 とあわせて、夜の紅葉めぐりを計画するのもおすすめです。
