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地獄谷スノーモンキー(野猿公苑)2026|サルが温泉に入る見頃・料金・東京からのアクセスと冬の服装

Mby Mori
雪の中、温泉につかる地獄谷野猿公苑のニホンザル

地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん/通称「地獄谷スノーモンキー」・長野県山ノ内町)は、野生のニホンザルが温泉につかる姿を間近で見ることができる、世界でも数少ない場所です。多くの人が思い描く「雪をかぶって湯につかるサル」の光景が現れるのは、一年のうち一部の時期に限られます。

その時期でも毎日確実とはかぎりません。ここは野生の群れであって、見世物ではありません。

一日の予定を組む前に、2026年時点の基本を押さえておきましょう。サルが湯につかる見頃、料金、東京からの行き方、遊歩道を歩くための服装です。

狙うなら冬。ただし毎日・終日つかるとは限らないので、訪れる朝に公式ライブカメラを確認し、余裕をもって向かうと安心です。


サルが温泉に入る見頃

公苑の公式サイトにも明記されているとおり、サルは一日中・一年中、湯につかるわけではありません。特に秋は行動が読みにくく、群れが広く動いて温泉に下りてくる回数も減ります。

冬(およそ12〜3月)が最も確実な時期です。寒さで群れの多くが湯に入り、つかっている時間も長くなるため、あの定番の光景に出会いやすくなります。

ただし、暖かく晴れた冬の日は入るサルが少ないこともあり、一度の訪問で必ず見ることができるとはかぎりません。あくまで「めぐり合えたら幸運」と考えておくと安心です。

夏もサルはいますが、湯に入ることはほとんどなく、木陰や遊歩道で休んでいることが多くなります。どの季節でも、公苑が公開しているライブカメラを訪問の朝に見ておくと、サルが温泉の近くにいるかどうかを確認できます。


料金・開園時間・休苑日(2026年)

入場料は当日、入口で支払います。予約制度はありません。料金と開園時間は下のとおりで、暖かい季節と寒い季節で開園時間が変わる点に注意してください。

入場料(大人・18歳以上)

800円

入場料(子ども・6〜17歳)

400円

5歳以下

無料

開園時間(4〜10月)

8:30〜17:00

開園時間(11〜3月)

9:00〜16:00

最終入場

閉苑30分前までに到着

休苑日

なし(年中無休)

チケット

当日、入口で購入。予約不要

年中無休ですが、天候やサルの動き、自然災害などで開園時間が短くなったり、臨時に休苑したりすることがあります。大雪の日はとくに時間に余裕をもち、最終入場ぎりぎりの計画は避けてください。


東京からのアクセス

片道およそ3時間ですが、乗り継ぎは分かりやすいです。新幹線で長野へ行き、そこからバスに乗ります。東京からの日帰りも可能ですが長丁場になるため、近くに一泊する人も多くいます。近隣の温泉については後半でふれます。

東京駅からは北陸新幹線(最速は「かがやき」)で長野駅まで約1時間20分です。指定席の料金は片道およそ8,300円ですが、列車や季節で変わるため、正確な金額はJRで確認してください。

長野駅の東口からのルートは、大きく二通りです。

  • 直行の急行バス(長電バス「志賀高原線」)でスノーモンキーパーク停留所まで約40〜50分です。片道運賃は季節で変わり、夏ダイヤで約2,000円、冬はそれより高く約3,000円なので、出発前に最新の運賃を確認してください。切符は東口のバス案内所「あるよ」で購入します。予約はなく、席は先着順です。
  • もう一つは、長野電鉄の特急で湯田中(ゆだなか)駅まで約38分、そこから路線バスで約15分の行き方です。景色を楽しむなら、こちらがおすすめです。

二種類のスノーモンキーパスの選び方

先ほどの二つのルートには、それぞれ対応するパスがあります。名前がよく似ていて混同しやすいので、注意が必要です。発行する会社も、対象になる区間も異なります。旅の仕方に合わせて選んでください。

スノーモンキーパス(鉄道)

スノーモンキーパス フォー バス

発行

長野電鉄(鉄道)

長電バス

内容

長野電鉄全線+往復バス(湯田中↔公苑)+入苑料

往復の直行急行バス(長野駅東口↔公苑)+入苑料

料金(大人/子ども)

4,800円/2,400円(夏料金・下の注記参照)

冬6,800円/3,400円、夏4,800円/2,400円

購入場所

券売機(長野・湯田中ほか)

東口バス案内所「あるよ」

向いている人

電車の景色を楽しみ湯田中に立ち寄る人

長野駅から最短・直行で向かう人

鉄道のパスは購入した当日のみ有効なので、公苑へ向かう朝に買ってください。販売期間は公式で4〜9月とされ、上の料金は夏料金です。真冬に訪れるなら、その時期の料金と販売の有無を事前に確認してください。

バスのパスは、冬料金(6,800円/3,400円)が2025年12月6日から2026年4月6日に適用されます。翌シーズン以降の適用期間と料金は公式で確認してください。近くに一泊して二日にまたいで使いたい場合は、購入前に窓口で有効期間を確認してください。


遊歩道と服装

バス停・駐車場から公苑の入口までは、およそ徒歩30〜35分です。未舗装で、階段や段差、起伏のある森の道を歩きます。車椅子やベビーカーでは通行できません。上林温泉(かんばやしおんせん)からのルートは約2kmで、時間は同じくらいです。

冬はこの道が雪と氷で固まり、案内の「約30分」よりも時間がかかります。普通のスニーカーでは滑って危険です。公苑の公式サイトでも、暖かい時期はハイキングシューズ、冬はスノーブーツをすすめており、氷の上で滑らないよう簡易アイゼンを用意するとより安全だと案内しています。

足元を整えれば十分というわけではありません。山の中で長い時間、多くは氷点下の屋外で過ごすため、しっかりした冬用のコート・手袋・帽子も、靴と同じくらい大切です。歩くときはもちろん、サルを待って温泉のそばでじっと立っている間も体は冷えます。

暖かい国から来る場合や、数日の寒さのために重いコートやブーツを持ち運びたくない場合は、日本で冬服をレンタルするのも一つの方法です。身軽に動きながら、雪の中でもきちんとした装いで過ごすことができます。

装いは「さっと写真を撮るだけ」ではなく「雪の中を歩くつもり」で。スノーブーツ(または靴に付ける簡易アイゼン)と暖かいコートがあるかどうかで、道中の快適さが大きく変わります。


公苑でのルール

サルは野生です。以下のルールは、人とサルの双方を守るためのものです。破ると退園を求められることがあります。

  • サルに餌を与えない。食べ物を見せたり、手に持って見える状態にしたりしない。
  • サルに触らない。大声を出さない。急な動きをしない。
  • サルの目をじっと見ない。正面から見つめると、威嚇と受け取られます。
  • 子ザルが近づいてきたら、手を伸ばさずにそっと離れる。
  • ペットは補助犬を含めて、一切同伴できません。
  • 写真撮影とフラッシュは可能ですが、自撮り棒・ドローン・浴槽内へのカメラ設置は禁止です。

前後泊で楽しむ(近隣の温泉)

公苑の拠点になるのは上林温泉・湯田中温泉のエリアで、湯田中が行き帰りの乗り換え地点です。湯田中や、古い街並みが残る渋温泉(しぶおんせん)に一泊し、朝いちばんに歩いて向かう人も多くいます。トレイルも温泉も、その時間帯がいちばん静かです。

温泉の町は、冷えた体を温め直すのにも向いています。朝早く出発すると、観光バスの混雑も、一日で最も厳しい寒さも避けることができます。


出かける前に(公式リンク)

最新の開園時間・料金・ライブカメラは、公式で直接確認してください。季節や天候で変わります。

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