宮島・厳島神社の大鳥居はいつ行く?満潮と干潮で変わる景色と、フェリー・訪問税

Mby Mori
満潮で海に浮かんで見える宮島・厳島神社の朱色の大鳥居

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宮島の大鳥居は、潮が満ちると海に浮かび、潮が引くと根元まで歩いて行くことができます。同じ鳥居でも、訪れる時間帯によって見える姿がまるで変わります。

「海に浮かんだ姿を撮りたかったのに、着いたら潮が引いていた」。潮を調べずに出かけると、こうした行き違いはよく起こります。

見たい姿に合わせて訪問時間を決めるところから、潮位の調べ方、フェリー2社の選び方、宮島訪問税、厳島神社の拝観時間と料金まで、順に見ていきます。

潮位が250cmを上回ると大鳥居は海に浮かんで見え、100cmを下回ると歩いて近づくことができます(潮位の数値は広島港が基準で、厳島港では満ち引きの時刻が少し早まります)。見たい姿を先に決めて、訪問日の潮位を確かめてから出かけましょう。


満潮と干潮で変わる大鳥居の見え方

大鳥居の見え方は、その時刻の潮位で決まります。宮島観光協会は、「満潮」「干潮」という言い方ではなく、潮位の数値を目安にしています。250cmを上回ると大鳥居は海の上に立っているように見え、100cmを下回ると足元の地面が現れます。

ただし、この数値は広島港の潮位です。宮島側の厳島港では、潮の満ち引きの時刻が潮汐表より少し早いと案内されています。「250cmちょうど」を境にせず、前後に少し余裕をもたせて時間帯を選んでください。

満潮と干潮は1日に2回あり、その時刻は毎日少しずつずれていきます。日によっては、半日ほどの滞在で、海に浮かぶ姿と歩いて見上げる姿の両方を見ることができます。

現在の大鳥居は高さ16.6メートル、明治8年(1875年)に再建された9代目です。2019年に始まった保存修理は2022年12月に終わり、今は覆いや足場も外れています。


訪問日の潮位の調べ方

見たい姿が決まったら、訪問日の潮位を調べます。宮島観光協会のサイトの潮汐表では、歩いて大鳥居に近づくことができる時間帯を「大鳥居散歩」、大鳥居が海に浮かぶ時間帯を「海上社殿」として示しています。先の予定を組むなら、同じサイトの年間潮汐表が便利です。気象庁の潮位表(広島)でも確認できます。

気をつけたいのは、満潮でも250cmに届かない日や、干潮でも100cmまで下がらない日があることです。「満潮だから浮かぶはず」と決めつけず、潮位の数値まで確かめておきましょう。


フェリー2社の選び方と「大鳥居便」

宮島へは宮島口から船で渡ります。広島駅から宮島までは、JR山陽本線とフェリーを乗り継いで約45分・約620円、路面電車の広島電鉄とフェリーなら約80分・約440円です(どちらもフェリー運賃を含み、宮島訪問税100円だけが別にかかります)。

宮島口から宮島へは、JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が運航しています。運賃はどちらも片道大人200円・小人100円、所要は約10分です。2社の乗り場は宮島口で隣り合っています。

2社の大きな違いは、JR西日本宮島フェリーだけが「大鳥居便」を出していることです。宮島口発9時10分から16時10分の便が、大鳥居の近くを通ります。海の上から鳥居を間近に見たいなら、この時間帯のJRのフェリーを選びましょう。

ただし潮の状況によっては、大鳥居便を運航できない場合があります。

項目

JR西日本宮島フェリー

宮島松大汽船

片道運賃(大人)

200円

200円

所要時間

約10分

約10分

大鳥居便

あり(9:10〜16:10)

なし

JRパス・青春18きっぷ

使える

使えない

ジャパン・レール・パスや青春18きっぷで来る場合、使えるのはJR西日本宮島フェリーだけです。松大汽船はパスの対象外なので、宮島口で乗り場を間違えないよう気をつけてください。なお、パスで乗船する場合も、宮島訪問税の100円は乗船のときに支払います。


宮島訪問税は1人100円

2023年10月1日から、船で宮島に渡る人には宮島訪問税がかかります。廿日市市が徴収する税で、1回の訪問につき1人100円です。何度も渡る人向けに、1年分を500円で払う年払いもあります。

旅客船では、乗船のときに運賃と100円を一緒に払うので、別の窓口に並ぶ必要はありません。

宮島町に住む人や、島へ月48時間以上通勤・通学する人は、課税の対象外です。小学校入学前の子ども、修学旅行などの学校行事(大学を除く)で訪れる学生と引率者、各種手帳を持つ障がいのある人は免除されます。ただし、障がいのある本人の付き添いの人は、免除の対象ではありません。

免除を受ける場合、乗船券の購入方法は船会社によって異なるので、乗る会社に確かめてください。


厳島神社の拝観時間と料金

海辺や参道から大鳥居を眺めるだけなら、昇殿料はかかりません。朱塗りの回廊が続く社殿に入って参拝するには、昇殿料が必要です。昇殿料は大人300円、高校生200円、中学生と小学生は100円です。

神社に伝わる宝物を収める宝物館(開館8:00〜17:00)は、昇殿料とは別に、同じ金額の入館料がかかります。両方を見るなら、大人500円の共通券が割安になります。共通券は神社の入口でのみ販売されています。

開門から閉門までの時間は季節によって異なります。日が短くなるほど閉門が早まるので、夕方に着く日は、閉門時間を先に確かめておくと安心です。

期間

開門〜閉門

1月4日〜2月末日

6:30〜17:30

3月1日〜10月14日

6:30〜18:00

10月15日〜11月30日

6:30〜17:30

12月

6:30〜17:00

※元日は0:00〜18:30、1月2日・3日は6:30〜18:30です。

大鳥居の姿は、その日の潮しだいです。海に浮かぶ大鳥居と、歩いて近づいて見上げる大鳥居とでは、印象がまるで違います。見たいほうを決めて、潮位とフェリーの時刻を確かめてから出かけてください。

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