東京の屋上ビアガーデン2026|8か所の料金と開催期間を比較、最安は新宿の2,970円

東京とその周辺の屋上ビアガーデン8か所を、公式サイトで確認して比較しました。最安は新宿・京王百貨店の2,970円、高尾山ビアマウントは11月29日まで。8月29日に終わる会場、英語で予約できる会場、予約なしで入れる会場、時間制と雨天中止の扱いまで、2026年夏に必要な情報をまとめました。

Moriby Mori

日本各地を歩き回りたいエディター。日本の小さな日常を発信。

料理が並ぶテーブルを囲み、複数の手がビールやワイン、カクテルなどの飲み物を持ち寄せて乾杯している様子。銅製のカップやプラスチックカップが中央で重なり合っている。

夏の東京で、日が落ちたあとに風が通るのは屋上です。ビルの上に椅子とテーブルを並べ、ジョッキと料理を出す「ビアガーデン」は、初夏から秋にかけて百貨店の屋上やホテルのテラスに現れ、季節が終わればすべて撤収されます。営業しているのは一年のうち数か月だけです。

はじめて行く方がつまずくのは、たいてい料金の仕組みです。日本のビアガーデンの多くは1杯ずつ注文する場所ではなく、「2時間・飲み放題つきで7,500円」のようなコース料金で売っています。時間が来れば終わり、支払う額は最初から決まっています。今回、東京とその周辺の8か所を公式サイトと公式リリースで確認したところ、7か所が時間制のコースでした(アトレ恵比寿のGARDEN WHITEだけは公式に制限時間の記載がありません)。

なお8か所のうち、高尾山ビアマウントは山の上、東京プリンスホテルは地上の屋外バーベキュー会場で、いわゆる「ビルの屋上」ではありません。それでも「夏の東京で、屋根のない場所で飲む」という趣旨に合うため、この一覧に入れました。夏のほかの予定と組み合わせるなら、東京の夏イベントカレンダー2026|7〜8月の祭り・花火・夏の風物詩を日付順に一望 から日付順に確認してください。

2026年夏、東京の屋上ビアガーデン8か所

料金は大人1名・税込です(SKY BBQのみサービス料が別途かかります)。終了日が早い順に並べました。

終了が早いのは銀座スカイビアテラス(8月29日)と東京プリンスホテル(9月12日)の2か所です。9月中旬以降に東京へ来る方は、この2か所を利用できません。10月に来る方が利用できるのは、SKY BBQ・GARDEN WHITE・高尾山ビアマウントの3か所です(ヒルトン東京・松屋銀座・京王スカイビアガーデンは9月30日まで)。

施設(エリア)

開催期間(2026年)

料金(税込・大人1名)

時間制

予約

銀座スカイビアテラス(有楽町)

6/17〜8/29

4,950円〜13,000円

1.5〜2時間

推奨

東京プリンスホテル(芝公園)

6/5〜9/12

11,000円〜13,000円

2時間

必須

ヒルトン東京(西新宿)

5/15〜9/30

7,000円〜8,500円(7〜8月は7,500円/8,500円)

2時間

公式に要否の記載なし(受付あり)

美しくなるビアガーデン(松屋銀座)

5/20〜9/30

6,000円〜16,000円

2〜3時間

必須

京王スカイビアガーデン(新宿)

5/28〜9/30

2,970円〜5,830円

90〜120分

公式に要否の記載なし(2名から利用可)

SKY BBQ(東急プラザ渋谷)

5/8〜10月末(予定)

7,000円〜13,000円(サービス料別)

2時間

公式に要否の記載なし(受付あり)

GARDEN WHITE(アトレ恵比寿)

4/24〜10/31(予定)

5,500円〜7,500円

公式に記載なし

公式に要否の記載なし(受付あり)

高尾山ビアマウント(高尾山)

5/30〜11/29

5,000円(早割4,500円)

120分

不要

いちばん安いのは京王百貨店の屋上で2,970円からです。次いで高尾山ビアマウントの早割4,500円(条件は後述)、銀座スカイビアテラスのオフピーク(月・火・土曜限定)4,950円、高尾山の通常料金5,000円と続きます。ホテルや飲食店系は7,000円台から1万円台で、料金の差は、おおむね料理の内容の差です。

一晩しか時間がないなら、英語で予約でき、11時開店で渋谷駅からすぐのSKY BBQが手堅い選択です(サービス料が上乗せされる点だけ承知してください)。眺望より予算を優先するなら、京王の2,970円コースで十分です。

ヒルトン東京は13歳未満の入場ができません。 子ども料金が公式に示されているのは、高尾山ビアマウント(小学生1,800円)と東京プリンスホテル(小学生以下5,500円)の2か所です。ヒルトン東京を除く残り5か所は、公式に子ども料金の記載がないため、同伴の可否は各施設に確認してください。

以下はエリア順に紹介します。上の表とは並びが違うので、行き先が決まっている方は施設名で探してください。


新宿:ヒルトン東京 ビアガーデン(7階テラス)

新宿の高層ビル街のただ中、ホテル7階のルーフトップテラスです。2時間制で、ドリンクは飲み放題、料理はシェフが用意するフードプラッターです。7〜8月の料金は日〜木曜7,500円、金・土曜8,500円で、税・サービス料込みの表示です。5〜6月と9月は500円ずつ安くなります。営業は5月15日から9月30日まで、17時30分から22時まで。13歳未満は入場できません。

予約はオンライン(TableCheck)または電話(03-3344-5111)で受け付けています。7〜8月の予約は17時30分からと20時からの2部制です。中止の基準も公式に示されています。雨天・強風の場合は中止で、その日の開催の可否は15時に決まります。最寄りは東京メトロ丸ノ内線・西新宿駅から徒歩約2分、JR新宿駅西口からは徒歩約10分です。

公式サイト:


新宿:京王スカイビアガーデン(京王百貨店 新宿店 屋上)

今回の8か所でいちばん安い場所です。新宿駅から徒歩1分、京王百貨店の屋上で、90分飲み放題のハッピーアワーコースが2,970円です。120分のスカイビアガーデンコースが4,400円、スペシャルコースが5,830円です。7月16日から8月19日までは、屋台料理をそろえた縁日コース3,850円(120分)も登場します。

コースはいずれも飲み放題つきです。ドリンクはセルフサービスで、カウンターまで自分で注ぎに行きます。営業は5月28日から9月30日まで、平日16時30分から、土日祝は16時から、いずれも21時30分まで(ラストオーダー21時)。利用は2名からです。雨天・荒天時は中止や時間変更の場合があります。

公式サイト:


銀座:美しくなるビアガーデン(松屋銀座 屋上テラス)

銀座の百貨店、松屋銀座(中央区銀座3-6-1)の屋上テラスです。名前のとおり、野菜や果物を中心に据えた飲み放題つきのコース料理で、2026年のテーマは「A Touch of Mexican Spirit」、メキシコ料理のグリルが並びます。料金は6〜9月でライトプラン6,000円、スタンダード7,700円、いちばん上のラグジュアリープランで16,000円です。2時間制が基本で、ラグジュアリーと「3時間ゆったりプラン」は3時間です。

営業は5月20日から9月30日まで、平日17時から22時、土日祝は12時から22時(最終の予約受付は20時)。要予約で、予約はTableCheckから受け付けています。プランごとに締切が違い(早得プランは当日予約不可、ランチプランは前日20時まで)、詳しくは公式サイトで確認してください。荒天の場合は中止になります。

公式サイト:


有楽町:銀座スカイビアテラス2026(東京交通会館 13階)

有楽町駅から徒歩1分、東京交通会館の13階にある屋外テラスです。建物の最上階ではありませんが、銀座と有楽町の夜景が正面に広がります。運営は1922年開業の東京會舘です。

プランはスカイビアプラン5,500円(1.5時間制)、スタンダードプラン8,500円(2時間制)、至福の肉盛りプレートプラン13,000円(2時間制)、月・火・土曜限定のオフピークデイプラン4,950円(2時間制)の4種類です。いずれも飲み放題つきのコースです。営業は6月17日から8月29日まで、月〜金曜17時30分から22時、土曜17時から21時。日曜・祝日は休業で、今回の8か所でいちばん早く終わります。予約は推奨とされています。悪天候の場合は営業を休止します。

公式サイト: 銀座スカイビアテラス


渋谷:SKY BBQ(BAO by CÉ LA VI/東急プラザ渋谷 17階)

渋谷駅前、東急プラザ渋谷の17階にあるルーフトップです。プランはCHILL 7,000円、STANDARD 8,500円、SUPERIOR 13,000円で、いずれも2時間の飲み放題つきです(ドリンクのラストオーダーは終了30分前)。この会場だけは税込・サービス料別の表記なので、支払う額は表示より上がります。

英語のサイトがあり、予約は英語対応のTableCheckまたは電話で受け付けています(TableCheckはヒルトン東京・松屋銀座・東京プリンスホテルでも使われています)。営業は月〜土曜・祝前日が11時から23時、日曜・祝日が11時から22時。11時開店なので、昼の時間帯から利用できます。開催は5月8日から10月末までの予定です。

公式サイト:

期間・料金:


恵比寿:GARDEN WHITE 〜BEER GARDEN〜(アトレ恵比寿 西館8階)

JR恵比寿駅に直結した商業施設の8階、ルーフトップのテラス席です。テラスは約136席あり、飲み放題つきでカジュアル5,500円、スタンダード6,500円、プレミアム7,500円の3段階です。7月1日から8月31日までは夏のフェア「SUNSET GRILL」を開催しています。

営業は4月24日から10月31日までの予定で、平日17時から23時、土日祝は16時から23時(最終の予約受付は21時)。予約はウェブから受け付けています。今回の8か所で唯一、公式に制限時間の記載がありません(他の7か所は90分から3時間の時間制です)。

公式サイト:


芝公園:東京プリンスホテル ビアガーデン

正確には屋上ではなく、ホテルの屋外バーベキュー会場です。料金は海鮮BBQ 13,000円、BBQ 11,000円、小学生以下の子ども5,500円(料理と2時間の飲み放題つき)で、いずれも税・サービス料込みです。2時間制の飲み放題です。同じ期間に屋内のパーティープラン9,000円も用意されていますが、上の表の金額は屋外プランのものです。

営業は6月5日から9月12日まで、17時30分から21時30分(ラストオーダー21時)、日曜・祝日は定休。予約が必須で、TableCheckまたは電話(03-3432-1129/19名以上は電話のみ)で受け付けています。都営三田線・御成門駅A1出口から徒歩1分です。台風などの荒天時は中止になる場合があります。

公式サイト: 東京プリンスホテル ビアガーデン

東京プリンスホテルの予約はこちら


高尾山:高尾山ビアマウント(ケーブルカー山上駅)

新宿から1時間ほどの高尾山、ケーブルカーを降りてすぐの場所にあります。標高488メートルの山の上から関東平野を見下ろす席で、料金は大人(中学生以上)5,000円、120分の食べ放題・飲み放題です。料理は30種類以上あります。

平日に行くなら早割が効きます。 6月と7月の平日(月〜木曜)の14時30分以降の回に限り、7日前までにウェブで予約すると大人4,500円、小学生1,650円になります。今回の8か所で、京王の2,970円に次いで安い価格です。

子ども料金は、小学生が1,800円。3歳以上の未就学児は500円ですが、大人1名につき1名までは無料になります。3歳未満は無料です。延長は30分500円(9・10月の土日祝は1,000円)です。子ども連れでも合計金額の見通しが立ちます。

期間が長いのも特徴で、2026年は5月30日から11月29日まで営業します。基本の営業時間は12時から21時ですが、5月・6月・11月の月〜木曜と日曜は11時から17時までの昼のみです(7〜8月に昼のみの日はありません)。予約は不要で、そのまま入場できます(予約は平日4名から、土日祝は10名から受け付け)。公式には「雨天対策の大テント」と「室内席」があると案内されています(雨天時に営業するかどうかの明記はないため、当日の営業状況を確認してください)。

帰りのケーブルカーには注意してください。 行きは高尾山口駅から徒歩5分、そこからケーブルカーで約6分です(運賃は大人往復980円、小児500円)。通常期の終発は平日17時15分〜18時、土日祝17時30分〜18時30分と早い時間です。ビアマウントの営業期間中は終発が21時15分になります(18時から21時は20分間隔)。ただし荒天でビアマウントの営業時間が変わると、終発の時刻も変わります。行く前に高尾登山電鉄の公式時刻表で必ず確認してください。

公式サイト: 高尾山ビアマウント

ケーブルカー: 高尾登山電鉄


行く前に押さえておきたいこと

予約の要否は施設ごとに異なります。 高尾山ビアマウントは予約なしで入場できます。松屋銀座と東京プリンスホテルは要予約、銀座スカイビアテラスは予約推奨です。ヒルトン東京・京王スカイビアガーデン・SKY BBQ・GARDEN WHITEは、公式に要否の記載がなく、予約の受付だけがあります(京王は2名から)。

海外から予約するなら、英語対応のTableCheckを使うSKY BBQ・ヒルトン東京・松屋銀座・東京プリンスホテルであれば、英語のまま予約を完了できます。

時間制の意味を先に理解しておくと安心です。 90分・120分・180分と施設によって異なり、時間が来れば退席となります。飲み放題のラストオーダーが終了時刻の30分前に設定されている場合もあります(SKY BBQなど)。19時に入って2時間なら、21時には店を出ることになります。

雨の日は中止になることがあります。 ヒルトン東京は雨天・強風の場合に中止で、その判断は当日15時に出ます。京王スカイビアガーデンは荒天時に中止や時間変更、松屋銀座・銀座スカイビアテラス・東京プリンスホテルも荒天時は中止です。今回確認した範囲で、雨天対策の設備(大テントと室内席)を公式に案内しているのは高尾山ビアマウントだけです。

SKY BBQとGARDEN WHITEは、公式に雨天時の扱いの記載がありません。当日に問い合わせてください。予定を立てるときは、雨天時に振り替える屋内の店を1つ考えておくと安心です。

お酒は20歳からです。 日本では20歳未満の飲酒が法律で禁止されており、酒を出す側にも年齢確認の義務があります。パスポートを携帯しておいてください。また、渋谷駅周辺の指定区域では、2024年10月1日から、午後6時から翌朝5時までの路上や公園など公共の場所での飲酒が通年で禁止されています。ビアガーデンの席は対象外ですが、缶を持って街を歩くのは避けてください。

服装は、日が落ちても気温が下がりにくい東京の夏を前提に考えてください。屋上は風が通りますが、体感は湿度に左右されます。詳しくは 日本の夏の服装ガイド2026|猛暑・湿度・突然の雨に、何を着ていくか にまとめています。支払い手段は施設によって現金・カード・電子マネーの対応が異なるため、日本の支払い方法 完全ガイド2026|現金・ICカード・タッチ決済・QRの使い分け もあわせてご覧ください。


屋上で飲むという、数か月だけの贅沢

ビアガーデンは、日本の都市が夏のあいだだけ屋上を人に開放する行事のようなものです。秋になれば椅子は片付けられ、同じ場所に上がっても何もない床が広がっているだけになります。だからこそ、夏に東京へ来る方には、一晩を屋上で過ごしてみてほしいと思います。1万円を超えるプランもありますが、街を見下ろして飲む2時間は、この数か月しか体験できません。

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