鎌倉の色づきは11月に北鎌倉から始まり、市内全体の見頃は11月下旬から12月上旬です。この時期は、ほかの地域と比べて遅めとされています。
拝観料のある寺は400円か500円で、多くは16時から16時30分に閉まります(明月院の後庭園や報国寺の抹茶券は別料金)。ただし12月に入ると、拝観そのものが早く終わる寺があります。終了時刻を知らずに16時前後に着くつもりでいると、門の前で引き返すことになります。
円覚寺は12月から2月まで、拝観が16時で終わります。紅葉の時期に拝観時間が変わるのは、ここで取り上げる6寺社のうちこの寺だけです。
東京の紅葉の見頃は11月最終週です。東京の紅葉を先に見てから鎌倉へ回る組み方もできます。東京側の見頃と閉園時刻は 東京の紅葉2026|見頃は11月最終週、閉園16時30分の園も にまとめています。
見頃の目安は11月下旬から12月上旬

鎌倉市観光協会が2025年に記録した色づき状況を見ると、寺ごとの進み方の差がはっきり出ています。鶴岡八幡宮は11月25日の時点で段葛の桜の紅葉と親子イチョウの黄葉が見頃、建長寺は11月28日に境内の随所が見頃でした。
12月に入ってからでも紅葉は残っていますが、行き先は選ぶ必要があります。12月2日の記録では、明月院は本堂後庭園のもみじが見頃、報国寺も見頃でした。円覚寺は全体としてピークを過ぎていましたが、三門へ上がる階段付近には見頃が残っていました。
ただし明月院の後庭園は紅葉期だけの公開で、入るには別途500円が必要です。詳しくは後述します。
長谷寺は12月16日の記録で、見頃を過ぎた木が目立つ一方、経蔵の手前から眺望散策路の登り口にかけては見ごたえが残っていました。
ここに挙げた日付はすべて2025年の記録です。2026年の色づきは、同協会のサイトで最新の情報を確認してください。
主要6寺社の拝観時間と拝観料
鎌倉の主要6寺社を、拝観の終わる時刻の早い順に並べます。
寺社 | 拝観時間 | 拝観料(高校生以上) | 最寄り |
|---|---|---|---|
明月院 | 9:00〜16:00 | 500円 | JR北鎌倉駅 徒歩10分 |
報国寺 | 9:00〜16:00 | 400円 | 鎌倉駅からバス、「浄明寺」下車 徒歩3分 |
円覚寺 | 8:30〜16:30(12月〜2月は16:00) | 500円 | JR北鎌倉駅 徒歩1分 |
建長寺 | 8:30〜16:30 | 500円 | JR北鎌倉駅 徒歩約15分 |
長谷寺 | 8:00〜16:30受付(閉山17:00) | 400円 | 江ノ電 長谷駅 徒歩5分 |
鶴岡八幡宮 | 楼門 6:00〜20:00 | 拝観料の案内なし(宝物殿は大人200円) | 鎌倉駅東口 徒歩10分 |
表に載せているのは各寺が案内する拝観時間です。長谷寺は受付終了の時刻、円覚寺は境内からの退出時間が別に案内されていますが、それ以外の最終受付は案内されていません。
鶴岡八幡宮の楼門の時刻は、2024年4月1日から当面の間の措置として案内されています。
小中学生の拝観料は、報国寺・円覚寺・建長寺が200円、明月院が300円です。長谷寺には小中学生という区分がなく、英語版の案内では200円の対象を6歳から11歳としています。中学生は大人料金として見ておいてください。
報国寺には拝観料とは別に抹茶券600円があり、販売は15時30分に終わります。竹林で一服するなら15時前には受付を済ませておきたいところで、混雑時は発券を一時停止する場合があるとも案内されています。
建長寺は公式サイトに「お支払いはすべて現金のみ」と明記されています。ほかの寺社は支払い方法の案内が確認できなかったため、鎌倉へ向かう日は現金を用意しておくのが確実です。
参考: 建長寺の境内の見どころをご案内。拝観案内やアクセス方法、鎌倉散策となっているハイキングコースもご紹介。 山ノ内の浄智寺の向かいの谷を明月谷といいます。
明月院はその地で、いまは廃寺となっている禅興寺の塔頭(※1)として成立しました。
あじさい寺として有名で、境内を埋める数千本のあじさいは明月院ブルーとも言われ、シーズンには多くの *最新情報は【公式サイト】をご確認ください*
鶴岡八幡宮は、もとは1063(康平6)年に源頼義が平忠常を打ち取れたことを喜び京都の石清水八幡宮の分霊をひそかに勧請(※1)し由比ガ浜辺り(現在、由比若宮のある場所)にお祀りした鶴岡宮には
拝観案内、アクセス、境内のご案内、御朱印、鎌倉散策 | 巨福山 建長寺

明月院(あじさい寺)

鶴岡八幡宮
円覚寺は12月から拝観16時まで

円覚寺の拝観時間は、3月から11月が8時30分〜16時30分、12月から2月が8時30分〜16時です。境内からの退出時間は、それぞれ17時と16時30分です。
北鎌倉駅から徒歩1分なので、午後遅くに立ち寄りたくなる寺です。ただ鎌倉の見頃は12月上旬にかかるため、この30分の差にご注意ください。
円覚寺は三脚と一脚の使用を禁止しています。建長寺も同様です。三門へ上がる階段まわりは12月に入っても色が残りますが、撮影は手持ちで行うことになります。
参考: 【拝観時間】8:00〜16:30(12月〜2月は16:00)/【拝観料】大人:500円(高校生以上),小人:200円(小中学生)/【アクセス】JR横須賀線「北鎌倉駅」下車徒歩1分 建長寺の境内の見どころをご案内。拝観案内やアクセス方法、鎌倉散策となっているハイキングコースもご紹介。
拝観案内・アクセス | 臨済宗大本山 円覚寺

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明月院・本堂後庭園は別途500円

あじさいで知られる明月院は、本堂の後庭園をハナショウブの開花期と紅葉期に限って公開しています。本堂の丸窓の先に広がっているのが、この後庭園です。
庭に入るには、通常の拝観料500円とは別に500円が必要です。丸窓の先まで見るなら合計1,000円になります。
公開期間が事前に告知されることはなく、2025年は12月2日の色づき記録で公開が確認できました。丸窓の先が目的なら、観光協会の色づき記録で公開を確かめてから向かってください。
明月院には公式サイトがなく、拝観時間や料金は鎌倉市観光協会のページで案内されています。同じ寺のあじさいの時期については 鎌倉のあじさい名所2026|明月院・長谷寺の見頃・予約方法・混雑回避ガイド にまとめています。
夜のライトアップは2026年8月5日時点で未発表
寺が行う紅葉のライトアップは、確認できた範囲では長谷寺と覚園寺の2か所です。どちらも2026年の日程は、2026年8月5日の時点で発表されていません。なお覚園寺は上の表の6寺社には入れていないので、昼の拝観時間と行き方は公式サイトで確認してください。
長谷寺の秋の夜間特別拝観は、2025年が11月22日から12月7日まででした。時間は日没から19時まで(閉山19時30分)、料金は昼と同じ大人400円・小学生200円です。悪天候の場合は中止となることがあります。通路での三脚の使用も認められていません。
覚園寺の紅葉特別参拝は、2025年が11月28日から12月10日まででした。時間は9時から19時(最終受付18時40分)、料金は大人500円・小中学生200円です。ただし覚園寺は、拝観受付から先の境内で写真・動画の撮影と飲食を禁止しています。夜の紅葉を撮影する目的には向きません。
建長寺の夜間催事は主催も料金も別

このほか建長寺では、2025年10月28日から12月7日の17時から20時(最終受付19時30分)に「VIE presents ZEN NIGHT WALK KAMAKURA」という夜間の催しが行われました。主催は寺ではなくVIEと日本経済新聞社で、建長寺は特別協力という立場です。
料金も昼の拝観料500円とは別で、2025年の前売は大人平日2,900円・休日3,400円でした。当日券もありますが、価格は上がります。当日券を会場で買う場合は現金が使えず、デジタル決済のみでした。
いずれも2025年の実績であって、2026年も同じ日程とは限りません。夜の紅葉を旅程に組み込むなら、10月以降に各寺の公式サイトと鎌倉市観光協会のイベントページを確認してください。
出かける前に確認したい時刻・予約・天候
12月の円覚寺は拝観が16時までです。明月院と報国寺は紅葉期も16時まで、報国寺の抹茶券の販売は15時30分に終わります。この3つを頭に入れておけば、着いたら終わっていたという事態は防ぐことができます。
昼の拝観について、事前予約の案内は出ていません。報国寺は団体でも予約を受け付けていません。
報国寺は天候等により拝観を休止する場合があります。覚園寺は荒天日を拝観の休止日として定めています。円覚寺は無休ですが、台風や雪では休みになる場合があります。
明月院・建長寺・鶴岡八幡宮は荒天時の対応が案内されていないため、当日の朝に各寺の案内を確認してから出かけてください。