真夏の東京は、外を歩くだけで体力を奪われます。急な夕立にあたることもあります。そんな日でも一日中涼しく過ごせて、しかも駅から濡れずに行ける場所として、水族館は旅行者にとって心強い選択肢です。東京都内にはタイプの違う館がいくつもあり、都心の駅直結で立ち寄れるところから、大きな公園と一緒に半日遊べるところまで揃っています。
この記事では、東京の主要な水族館と、東京から日帰りで行けるえのすい(新江ノ島水族館)を、料金・営業時間・アクセス・見どころで並べて比べられるようにまとめました。どれか一つを選ぶための材料として使ってください。雨の日に行ける屋内スポットをもっと広く探したいときは、雨の日の東京、どこ行く?梅雨でも一日中楽しめる屋内スポット完全ガイドにまとめています。
主要6館の早わかり比較(東京5館+日帰りのえのすい)
まず全体像です。料金は2026年時点の当日券・大人料金、営業時間と休館日の目安を並べました。料金や時間は改定・変動があるので、行く前に各公式サイトで最新を確認してください。
水族館 | エリア・最寄り駅 | 大人の当日券 | 営業時間・休館日 | 目玉 |
|---|---|---|---|---|
すみだ水族館 | 押上/東京スカイツリータウン内 | 2,700円 | 平日10:00〜20:00/土日祝9:00〜21:00・年中無休 | ペンギン、クラゲの水槽 |
マクセル アクアパーク品川 | 品川駅から徒歩約2分 | 2,500円 | 10:00〜20:00・年中無休 | イルカのパフォーマンス |
サンシャイン水族館 | 池袋/サンシャインシティ内 | 2,600〜3,200円 | おおむね10:00〜20:00・日により変動 | 天空のペンギン |
葛西臨海水族園 | 葛西臨海公園駅から徒歩約5分 | 700円(小学生以下無料) | 9:30〜17:00・水曜休 | マグロの大回遊 |
しながわ水族館 | 大森海岸駅から徒歩約8分 | 1,350円 | 10:00〜17:00・火曜休 | トンネル水槽、イルカのショー(時期により休止) |
新江ノ島水族館(神奈川・日帰り) | 片瀬江ノ島駅/江ノ島駅 | 2,800円 | 9:00〜17:00・季節で変動 | 相模湾の大水槽、クラゲ |
サンシャイン水族館は入場日によって料金も営業時間も変わります。すみだ水族館も特定日は時間が変わることがあるので、行く日の時間は各公式カレンダーで確認してください。
すみだ水族館(スカイツリータウン直結)

東京スカイツリータウン・ソラマチの5〜6階にあり、押上(スカイツリー前)駅から濡れずに行けます。すべて屋内なので、天気を気にせず立ち寄れます。
見どころは、柵で仕切らない開放的なペンギンのプールと、水面を上からのぞき込めるクラゲの水槽です。生きものとの距離が近く、写真も撮りやすい造りです。年中無休で、土日祝は21時まで開いています。最終入場は閉館の1時間前まで。チケットは公式サイトから事前に買えます。館内をひと通り見て回るなら、1時間から1時間半ほどが目安です。
当日券は大人(大学生を含む)2,700円、高校生2,000円、中学生・小学生1,400円、幼児(3歳以上)900円で、2026年2月10日に改定されました。
マクセル アクアパーク品川(品川駅から2分・夜まで開いている)

品川駅の高輪口から徒歩約2分、品川プリンスホテルの敷地内にあります。羽田空港からのアクセスもよく、到着日や帰国前の空き時間に組み込みやすい立地です。
音と光の演出を取り入れたイルカのパフォーマンスで知られ、夜の時間帯まで開いているのも特徴です。大人の当日券は2,500円、年中無休で、営業時間は10:00〜20:00(入場は閉館の60分前まで。時期により変わります)。ショーを含めて回ると、1時間半から2時間ほどみておくと安心です。夜の東京観光の合間や、夕食前後の短い時間に立ち寄る使い方に向いています。
公式サイト: マクセル アクアパーク品川
サンシャイン水族館(池袋・天空のペンギン)

池袋のサンシャインシティ内、ビルの上にある水族館です。目玉は屋外エリアの「天空のペンギン」です。頭上に広がる水槽をペンギンが泳ぎ、空を背景に見上げる構図が名物になっています。
大人の当日券は入場日によって2,600〜3,200円の間で変わります。土日祝や特定日は入場制限がかかることがあり、日時指定での事前予約が用意されています。混雑期に確実に入りたいなら、予約してから向かうと安心です。滞在の目安は1時間半から2時間ほど。料金・営業時間ともに入場日で変わるため、公式カレンダーで最新を確認してください。
葛西臨海水族園(安くて広い・子ども連れに)

葛西臨海公園駅から徒歩約5分、大きな海浜公園の中にあります。ドーナツ型の大きな水槽をマグロの群れが回遊する光景が有名です。
料金の安さが際立ちます。一般は700円、中学生は250円、小学生以下は無料です(都内在住・在学の中学生も無料)。開園は9:30〜17:00で、入園券の販売は16:00まで。休園日は水曜(祝日等の場合は翌日)と年末年始です。公園そのものが広く、水族園の前後に散歩や休憩を挟めるので、小さな子ども連れでも一日のペースを作りやすい場所です。公園を含めて半日を見込むと、ゆったり過ごせます。
しながわ水族館(トンネル水槽とイルカのショー)

京急の大森海岸駅から徒歩約8分(JRの大森駅からは徒歩約15分)の場所にあり、頭上を魚が泳ぐトンネル水槽や、イルカのショーで知られています。名前が似ていますが、品川駅前のマクセル アクアパーク品川とは別の施設です。大人の当日券は1,350円と、都心の館の中では手ごろです。営業時間は10:00〜17:00(入館は16:30まで)で、火曜が休館です(春休み・夏休み・年末年始などは火曜も開きます)。滞在の目安は1時間半ほどです。
ショー目当てで行くなら、事前の確認をおすすめします。ショープールの補修工事のため、2026年7月1日から17日まではイルカ・アシカのショーを休止します。また同館はリニューアルを予定しており、ショーの実施状況は今後変わる可能性があります。公式サイトで当日のスケジュールと最新の運営状況を確認してから向かってください。
東京から日帰り:新江ノ島水族館

もう少し足をのばせるなら、神奈川の新江ノ島水族館(えのすい)も候補になります。相模湾を再現した大水槽やクラゲの展示、イルカ・アシカのショーがあり、江の島観光と組み合わせやすい立地です。大人の当日券は2,800円(2025年3月の改定後)。
夏は夜まで開く日があります。2026年は7月19日、8月9〜15日、9月19〜22日が8:00〜19:00の延長営業(最終入場18:00)です。夕方の海と合わせて、涼しい時間帯にゆっくり回れます。延長営業の一部の日は入場が事前予約制になることがあるので、公式サイトで確認してから向かってください。
目的別の選び方
迷ったら、次のように考えると決めやすくなります。
重視すること | 向いている水族館 |
|---|---|
都心アクセスと駅直結 | すみだ水族館、マクセル アクアパーク品川 |
イルカのショー | マクセル アクアパーク品川、しながわ水族館(時期により休止) |
夜まで開いている | すみだ水族館(土日祝は21時まで)、マクセル アクアパーク品川(毎日20時ごろまで)、サンシャイン水族館(日により20時ごろまで) |
料金の安さ・子ども連れ | 葛西臨海水族園、しながわ水族館 |
写真映えする名物展示 | サンシャイン水族館(天空のペンギン)、すみだ水族館(クラゲ) |
一日かけて遊ぶ・観光と合わせる | 新江ノ島水族館(江の島とセット) |
行く前に知っておきたいこと
最後に、共通して押さえておくと安心な点をまとめます。
まず、いずれの館も冷房の効いた屋内施設です。真夏の暑さや急な雨をしのぎながら過ごせるので、天気が読めない日の予定に組み込みやすいのが利点です。
入場の締め切りにも注意してください。多くの館で最終入場は閉館の30分から1時間前です。夕方に行くなら、この時間から逆算して向かいましょう。
料金や営業時間は、入場日や季節で変わることがあります。特にサンシャイン水族館は入場日で料金が変わり、葛西臨海水族園としながわ水族館には休館日があります。混雑期の週末は、事前に日時指定のチケットを買っておくと入場がスムーズです。





