川崎大師 風鈴市2026|全国800種の風鈴が集まる夏の5日間|日程・アクセス・限定だるま風鈴守

川崎大師で2026年7月17日(金)〜21日(火)に開かれる第31回風鈴市のガイド。全国から集まる800種超の風鈴、限定「厄除だるま風鈴守」(800円)、京急川崎大師駅からのアクセス、仲見世の久寿餅やとんとこ飴まで、旅行者向けにまとめました。

Moriby Mori

日本各地を歩き回りたいエディター。日本の小さな日常を発信。

夏の風鈴市で飾られた寺院の仲見世通り。頭上に色とりどりのガラス風鈴と短冊が連なり、青いのぼり旗や五色の仏教幕がはためく。奥に山門が見え、せんべい店などの露店が並ぶ。看板に「川崎大師」の表記。

夏の川崎大師の境内には、全国から集まった風鈴がずらりと吊るされます。風が抜けるたびに、ガラスや鉄や陶器の音がいっせいに鳴って、汗の引くような涼しさが広がります。「川崎大師風鈴市」は、その音を目当てに毎年多くの人が足を運ぶ、関東の夏の風物詩です。2026年は7月17日(金)から21日(火)までの5日間。厄除けで知られるお寺の境内で、青森から福岡まで、土地ごとにまったく違う風鈴の音を聴き比べられます。羽田空港から京急線で向かえるので、東京観光の途中に半日だけ足をのばすのにもちょうどいい場所です。

川崎大師 風鈴市とは

川崎大師風鈴市は、川崎大師平間寺の境内で開かれる、風鈴の展示即売会です。2026年で第31回を迎えます。会場となる「静嘉堂石庭前広場」には、全国各地から800種類を超える風鈴が集まります。

風鈴といっても、その姿は土地によってまるで違います。ガラスを吹いて作る江戸風鈴、涼しげな色合いの青森の津軽びいどろ、澄んだ音が長く響く富山の高岡鉄風、京都の清水焼、鳥取の上神焼、徳島の大谷焼、福岡の博多風鈴。素材が金属か、ガラスか、陶器かで、音の高さも余韻も大きく変わります。会場を歩きながら、その違いを耳で確かめられるのがこの市のいちばんの楽しみです。

風鈴は、もともと暑さをしのぐための道具でした。音が鳴れば風が吹いている、という目印であり、その涼やかな音そのものが、日本人にとっての夏の涼み方でもありました。エアコンの効いた部屋では味わえない、音で涼をとるという昔ながらの感覚を、この境内では感じられます。


2026年の開催情報

名称

第31回 川崎大師風鈴市

日程

2026年7月17日(金)〜21日(火)の5日間

時間

午前10時〜午後5時(7月20日のみ午後7時まで)

会場

川崎大師平間寺 境内「静嘉堂石庭前広場」

料金

無料(風鈴の購入は有料)

7月20日は「海の日」で祝日にあたり、三連休の最終日です。この日だけ午後7時まで開いているので、日が傾いてから、明かりに照らされた風鈴を眺めるのもおすすめです。会期中の混み具合や最新の案内は、出かける前に公式サイトで確認しておくと安心です。


名物・厄除だるま風鈴守

川崎大師ならではの一品が「厄除だるま風鈴守」です。赤い顔のだるまをかたどった、川崎大師オリジナルのお守りの風鈴で、赤と白の2色があります。値段はそれぞれ800円です。

風鈴市の会期中だけ授与される限定品です。気に入ったものを選ぶなら、混み合う前の早い時間がおすすめです。授与しているのは、大本堂の受付やお札場など境内の数か所です。川崎大師らしいお守りなので、旅の記念にも、身近な人への贈り物にも向いています。小ぶりで持ち運びやすく、スーツケースにもすっきり収まります。


会場へのアクセス

最寄駅

京急大師線「川崎大師駅」から徒歩約8分

住所

神奈川県川崎市川崎区大師町4-48

羽田空港から

京急線で約25分(京急川崎で大師線に1回乗り換え)

都心から

品川から約20〜30分(京急川崎で乗り換え)。東京駅からはJRで川崎へ出て乗り換え

川崎大師駅は、京急大師線という短い路線の駅です。到着日や出発日の空き時間にも、半日あれば立ち寄れます。駅を出て参道沿いに歩けば、山門の前に到着です。


あわせて楽しみたい仲見世

風鈴市とあわせて歩きたいのが、山門の前から続く仲見世通りです。ここには川崎大師の名物がそろっています。

ひとつは久寿餅(くずもち)です。小麦のでんぷんを乳酸発酵させて作る、もちもちとした食感の和菓子で、きな粉と黒蜜をかけていただきます。もうひとつは、とんとこ飴(さらし飴)とせき止め飴です。仲見世の飴屋さんでは、まな板の上で飴を「トントコ、トントコ」とリズムよく切っていく実演が見られます。その音そのものが名物で、耳で楽しめるところは風鈴市とも通じます。風鈴の涼しい音と、飴切りの軽やかな音。音の記憶が残る場所です。


川崎大師とは

川崎大師は、正式には金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)といい、真言宗智山派の大本山です。平安時代の1128年に開かれた古いお寺で、弘法大師(空海)をまつっています。「厄除け大師」として広く知られ、お正月の初詣には全国でも有数の参拝者が集まります。

夏の風鈴市は、そんな厄除けの寺で開かれる、季節の行事のひとつです。参拝をすませてから風鈴を見て回れば、涼しい音とともに、少し身の引き締まるような時間も過ごせます。


旅行者向けの実用メモ

7月の川崎は蒸し暑くなります。帽子や飲み物、汗をふくタオルを用意しておくと快適です。

境内は屋外です。日差しの強い時間を避け、朝のうちか、夕方に行くと過ごしやすくなります。

だるま風鈴守は会期中だけの限定品です。ほしい人は早めの時間に立ち寄るのがおすすめです。

到着日や出発日に寄るなら、京急川崎駅のコインロッカーにスーツケースを預けてから向かうと身軽です。

仲見世の店では現金しか使えないこともあります。小銭を用意しておくと安心です。

川崎大師駅から会場までは歩きます。歩きやすい靴で出かけてください。

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