祝日に日本を旅行中、銀行が閉まっていて両替に困った、という声を耳にすることがあります。実際、日本の祝日は銀行・郵便局・役所が休みになります。
ただし、コンビニやレストランは普段どおり営業していることがほとんどで、旅行の予定に大きな支障が出るわけではありません。
この記事では2026年7月から12月に残っている祝日を一覧にし、何が休みで何が開いているか、そしてどの連休が混雑しやすいかを整理します。
支払いまわりの備えは日本の支払い方法 完全ガイドに、現金の引き出し方は日本で現金を引き出す方法にまとめているので、祝日前に一度目を通しておくと安心です。
2026年7月〜12月の祝日一覧
日付 | 祝日の名前 | どんな日か |
|---|---|---|
2026年7月20日(月) | 海の日 | 海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日 |
2026年8月11日(火) | 山の日 | 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日 |
2026年9月21日(月) | 敬老の日 | 長年社会に尽くしてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日 |
2026年9月22日(火) | 休日(祝日法上の「国民の休日」) | 前日と翌日が祝日にはさまれているため休みになる日 |
2026年9月23日(水) | 秋分の日 | 祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日 |
2026年10月12日(月) | スポーツの日 | スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う日 |
2026年11月3日(火) | 文化の日 | 自由と平和を愛し、文化をすすめる日 |
2026年11月23日(月) | 勤労感謝の日 | 勤労をたっとび、生産を祝い、互いに感謝しあう日 |
内閣府が定める「国民の祝日」は年間16日あり、このうち7日(海の日・山の日・敬老の日・秋分の日・スポーツの日・文化の日・勤労感謝の日)が2026年7月〜12月にあたります。加えて祝日にはさまれてできる「国民の休日」が9月22日の1日あり、後半の休みは合計8日です。
銀行・郵便局・役所は休みになる
銀行は法律上、国民の祝日を休業日と定めています。窓口での手続きや外貨両替の相談は祝日を避けたほうが確実です。ただし現金の引き出しは別で、コンビニATMや銀行ATMの多くは祝日でも稼働しています。ATMの具体的な使い方は日本で現金を引き出す方法で解説しています。
役所も同様に、祝日は窓口を閉めるところがほとんどです。たとえば千代田区の区役所は、公式サイトで「土曜日・日曜日・国民の祝日および休日・年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)は閉庁しています」と案内しています。
郵便は、普通の手紙やはがきは祝日に配達を休みますが、速達・書留・ゆうパックなど一部のサービスは祝日でも配達されます。
店やレストランは普段どおり営業している
デパート・コンビニ・レストランといった民間の商業施設に、祝日休業を義務づける法律は見当たりません。多くの店は祝日でも通常どおり開いており、銀行や役所が休みでも、買い物や食事に困ることはまずないと考えてよいでしょう。
ただし、美術館・博物館や個人経営の飲食店には「定休日は月曜、祝日にあたる場合は翌日に休む」という店が少なくありません。2026年後半の祝日は海の日・敬老の日・スポーツの日・勤労感謝の日など月曜が中心のため、祝日当日は開いていても翌火曜が代わりに休みになる施設が出てきます。行き先が決まっている美術館や個人店は、事前に公式サイトで定休日を確認しておくとよいでしょう。
電車やバスは動くが、祝日ダイヤになることがある
鉄道やバスは祝日も運行します。ただし都市部の路線では、平日ダイヤとは別に「土曜・休日ダイヤ」が組まれていることが多く、朝夕の本数などが平日と変わる場合があります。当日の時刻は、利用する鉄道会社やバス会社の公式サイトで確認するのが確実です。
とくに混雑に注意したい連休
祝日そのものより、前後の土日とつながる連休のほうが観光地は混みやすくなります。2026年後半では、次の期間に注意してください。
7月18日(土)〜20日(月・海の日)の3連休
9月19日(土)〜23日(水・秋分の日)の5連休。敬老の日・休日・秋分の日が続けて並ぶため、旅行メディアでは「シルバーウィーク」と呼ばれることがあります
10月10日(土)〜12日(月・スポーツの日)の3連休
11月21日(土)〜23日(月・勤労感謝の日)の3連休
山の日(8月11日)と文化の日(11月3日)は、いずれも前後が平日にあたるため、法定の連休にはなりません。文化の日は単発の祝日でそのまま終わりますが、山の日は事情が少し異なります(次の項で説明します)。
連休中は新幹線や高速バスの座席、観光施設のチケットが早く埋まりやすいため、日程が固まった時点で早めに予約しておくとスムーズです。夏の連休に重なりやすいイベントは東京の花火大会2026や日本の夏祭りガイド2026にまとめています。
お盆休み(8月13日ごろ〜)は法定の祝日ではないが要注意
お盆休みは法律上の祝日ではなく、企業ごとの慣習的な夏季休暇です。2026年は8月13日(木)〜16日(日)ごろが目安で、山の日(8月11日・火)との間の平日は8月12日(水)の1日だけです。
法定の祝日ではないものの、新幹線や高速道路が一年のうちでもとくに混雑する時期です。2025年7月にJR東日本・JR東海が発表した予約状況では、両社とも帰省ラッシュ(下り)は8月9日、Uターンラッシュ(上り)は8月16日〜17日がピークでした。NEXCO各社が2025年7月に発表した予測でも、高速道路の渋滞は下りが8月9日・10日、上りが8月11日(山の日)・15日・16日に集中するとされていました。
2026年8月分の公式発表は執筆時点(2026年7月)ではまだ出ていません。この時期に帰省や旅行を予定している場合は、発表を確認して早めに予約すると安心です。
年末年始(12月29日〜)も法定の祝日ではないが旅行者には要注意
年末年始(12月29日〜1月3日)は、区役所などの行政機関が休みになるだけでなく、百貨店の営業日程が変則になったり、新幹線が混雑したりする時期でもあります。祝日ではありませんが、年末年始をまたいで滞在する場合はあわせて知っておくとよいでしょう。
2025年末〜2026年始の実例では、伊勢丹新宿店・日本橋三越本店・新宿高島屋の3店とも大晦日は営業時間を短縮し、元日は休業しました。伊勢丹新宿店・日本橋三越本店は1月2日から初売り営業を再開しましたが、新宿高島屋は1月2日も休業とし、1月3日から営業を再開しました。コンビニは年末年始も通常営業を続ける店がほとんどです。
新幹線もこの時期に混雑します。JR東日本・JR東海が2025年12月16日に発表した予約状況では、JR東日本の下りピークは12月30日、上りピークは1月3日でした。JR東海の下りピークは12月27日、上りピークは1月3日でした。
2026年末〜2027年始の公式発表はまだ出ていません。この時期に帰省や旅行を予定している場合は、発表が出次第、早めに指定席を押さえておくと直前で慌てずに済みます。
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