日本のドラッグストアは、旅行者にとって手頃なコスメの宝庫です。数百円台の化粧水から、口コミで評判のメイク用品まで、街のあちこちの店でそろいます。ただ、チェーンが多く、免税の条件も店ごとに違うので、はじめてだと迷いやすいところです。
この記事では、どのチェーンで・どんな定番プチプラを買えばいいか、そして免税の使い方の要点をまとめます。市販薬の選び方は姉妹記事の日本のドラッグストアで市販薬はどこで買う?選び方と主なチェーンにまとめてあります。
プチプラの化粧水は数百円から。免税は同じ店・同じ日の合計が税抜5,000円以上で利用できます。
主なドラッグストアチェーンの見分け方
旅行者がよく使うのは、マツモトキヨシ(略してマツキヨ/同じグループのココカラファイン)、ウエルシア、サンドラッグ、スギ薬局、ツルハドラッグあたりです。品ぞろえや価格は大きくは変わらないので、泊まる街で見つけやすい店を使えば十分です。
免税に対応しているのは全店ではなく、一部の店舗だけです。店頭やレジ近くの「Tax-Free」表示が目印になります。各チェーンの公式サイトには店舗検索があり、免税対応の店だけを絞り込むことができます。
コスメだけでなく日用品も安く買いたいなら、バラエティ店のドン・キホーテも選択肢です。免税の手続きはドン・キホーテの免税とクーポンの使い方にまとめてあります。
まず買うなら|定番のプチプラスキンケア
化粧水は、肌ラボの「極潤ヒアルロン液」がロングセラーです。170mLでロート製薬の公式価格は税込902円と手に取りやすく、旅行者にもよく選ばれています。なめらか本舗の豆乳イソフラボン化粧水、ちふれの保湿化粧水(税込770円)も、価格を抑えたい人によく選ばれます。
しみ対策で長く選ばれているのが、メラノCCの「薬用しみ集中対策 美容液」です。20mLで税込1,210円と、ビタミンC系の美容液としては手頃な価格帯です。
(店頭の実売価格は店舗やセールで変わります。ここではメーカーの公式・参考価格を目安として載せています。)
紹介した商品の公式ページ(肌ラボ/ちふれ/メラノCC):
定番のプチプラメイク
ベースメイクとポイントメイクにも、数百円から千円台で購入できる品がそろっています。
- キャンメイク(CANMAKE)の「マシュマロフィニッシュパウダー」:公式で税込1,034円。仕上げのフェイスパウダーの定番です。
- セザンヌ(CEZANNE)の「皮脂テカリ防止下地」(30mL):公式で税込660円。皮脂によるテカリを抑える化粧下地です。
- ケイト(KATE)の「リップモンスター」:色持ちのよさで指名買いされるロングセラーのリップです。オープン価格のため定価はなく、店頭では1,500円前後で並ぶことが多いです。
いずれもドラッグストアやバラエティ店で広く扱っています。売れ筋の色は品切れになることもあるため、気になる色は見つけたときに確保しておくとよいでしょう。
紹介した商品の公式ページ(キャンメイク/セザンヌ/ケイト):
敏感肌・薬用スキンケア
肌が敏感な人向けの選択肢もあります。キュレル(花王)やミノン(第一三共ヘルスケア)は、低刺激の保湿ラインとして知られています。クレンジングならDHCの「薬用ディープクレンジングオイル」が長年の定番です。これらはオープン価格の商品が多く、店頭価格は店舗によって差があります。
紹介した商品の公式ページ(キュレル/ミノン/DHC):
日本の日焼け止めは軽いつけ心地で選ぶ人が多く、種類も豊富です。選び方は日本の日焼け止めはどこで買う?定番と選び方に分けてまとめています。
免税の使い方(要点)|2026年11月の方式変更
免税の対象になるのは、同じ店・同じ日で税抜5,000円以上の買い物です。化粧品や医薬品は「消耗品」の扱いになります。手続きにはパスポートが必要で、免税に対応した店舗でのみ利用できます。
方式は2026年11月1日に大きく変わります。2026年10月31日までは、消耗品を専用の袋で密封し、日本国内では開けないという現在の方式です。
2026年11月1日以降は、いったん税込価格で購入し、出国時に税関で持ち出しが確認されてから消費税分の返金を受ける「リファンド方式」に切り替わります。この改正で、消耗品の密封や上限額、一般物品と消耗品の区分も廃止されます。
手続きの流れや返金の受け取り方といった詳しい説明は、日本の免税(タックスフリー)の仕組みと受け方にまとめています。
買い物の前に知っておくと安心なこと
各社のポイントカードは、旅行者には必須ではありません。持っていなくても問題なく買い物ができます。
営業時間は店舗によってさまざまで、24時間営業の店もあれば、夜に閉まる店もあります。深夜や早朝に立ち寄る予定なら、公式サイトの店舗検索で営業時間を確認しておくと確実です。まとめ買いを予定しているなら、免税に対応した店舗かどうかも、あわせて確認しておくとよいでしょう。







