七五三2026はいつ?東京の有名神社と撮影マナー

Mby Mori
11月の神社の参道を、晴れ着姿で千歳飴の袋を手にした七五三の家族連れが歩く後ろ姿
広告

11月の神社を歩いていると、羽織袴や色鮮やかな着物に身を包んだ小さな子どもと、その家族に出会うことがあります。これは「七五三(しちごさん)」という、子どもの成長を祝う日本の伝統行事です。3歳・5歳・7歳の節目に、家族そろって神社へお参りをします。

旅の途中でこの光景に出会ったら、日本の家族の大切な一日に居合わせたということです。この記事では、七五三とは何か、2026年はいつなのか、そしてお参りで有名な神社と、訪日者として知っておきたいマナーをまとめます。神社での参拝の作法や御朱印のいただき方は、あわせて御朱印のもらい方もご覧ください。

七五三は毎年11月15日です。ただし多くの家族は、その前後の土日に分けてお参りします。


七五三とは(3歳・5歳・7歳の意味)

七五三は、平安時代(794〜1185年)に始まった3つの儀式が、時代を経てひとつのお祝いにまとまったものです。年齢ごとに、もともとの意味が異なります。

  • 3歳「髪置(かみおき)」— 男女ともに、この日を境に髪を伸ばし始める節目
  • 5歳「袴着(はかまぎ)」— 男児がはじめて袴を身につける節目
  • 7歳「帯解(おびとき)」— 女児が幼児用の付紐をやめ、大人と同じ帯を締める節目

そのため、3歳は男女、5歳は男児、7歳は女児が祝うのが一般的です。かつては数え年で祝いましたが、現在は満年齢で祝う家庭が多く、どちらでも構いません。

背景には、昔は乳幼児が育つことが今よりずっと難しく、「七つまでは神の内」と考えられていた歴史があります。無事にここまで育ったことへの感謝と、これからの健やかな成長を願う行事です。


2026年の参拝日と混みやすい日

七五三の正式な期日は、毎年11月15日です。2026年の11月15日は日曜日にあたります。ただ、現在は必ずしも15日当日にこだわらず、10月中旬から11月下旬の土日や祝日に分けてお参りするのが一般的になっています。

参拝日を選ぶとき、日本では「大安(たいあん)」などの六曜を気にする家庭もあります。2026年11月の大安は、6日・10日・16日・22日・28日です。とくに土日と大安が重なる11月22日(日)と28日(土)は、有名な神社は混み合いやすいと考えられます。

なお、正式な期日の11月15日は、六曜では「仏滅」にあたります。ただ、七五三のお参りと六曜の吉凶はもともと関係がなく、正式な日として15日にお参りする家庭も多くあります。

七五三の華やかな光景そのものを見てみたいなら、11月中旬から下旬の週末の午前中に、明治神宮のような大きな神社を訪ねると、晴れ着の子どもたちに出会いやすくなります。逆に、自分の子どもと落ち着いてお参りをしたい場合は、平日の午前中が比較的ゆったりしています。


参拝で知られる主な神社

東京とその周辺で、七五三のお参り先として知られる神社をまとめます。受付時間や初穂料(ご祈祷へのお礼)は、通年の案内をもとにしています。年によって変わることがあるため、お参りの前に各神社の公式サイトで最新の情報を確認してください。

神社

受付時間

初穂料の目安

予約

明治神宮(渋谷区)

9:00〜16:20(11月は閉門16:10・本文参照)

5,000円〜

不要(当日受付)

日枝神社(千代田区)

9:00〜16:00

公式サイトで要確認

不要(当日受付)

水天宮(中央区)

8:00〜15:00

10,000円〜(御志)

不要(当日受付)

最寄り駅は、明治神宮が原宿・明治神宮前、日枝神社が赤坂・溜池山王、水天宮が水天宮前です。

明治神宮では、本殿の右側にある神楽殿の正面で受付をしています。七五三のご祈祷は随時受け付けており、混み合う時期は順に案内されます。

表の受付時間は通年の目安で、明治神宮は11月の閉門が16:10(12月は16:00)と早く、七五三シーズンは受付も早めに締め切られます。当日は遅くとも15時台に受付を済ませると安心です。

日枝神社は、事前にオンラインで登録しておくと、当日の記入を省くことができます。

水天宮は安産や子どもの守り神として知られ、七五三のご祈祷を受けると千歳飴などが授与されます。福岡の太宰府天満宮のように、東京以外にも七五三のご祈祷を受け付ける大きな神社は各地にあります。旅の行き先に大きな神社があれば、公式サイトを調べてみるのもよいでしょう。


神社で見かける光景(千歳飴と晴れ着)

七五三のお参りでまず目に入るのが、子どもたちの晴れ着です。男児は羽織袴、女児は着物姿で、7歳の女児は大人と同じように帯を締めます。写真館で着付けやヘアセットを済ませてから訪れる家族も多く、境内はいつもより華やかになります。

もうひとつの風物詩が「千歳飴(ちとせあめ)」です。千歳は「千年」を意味し、細く長い紅白の飴には、健やかに長生きしてほしいという願いが込められています。鶴亀や松竹梅を描いた縁起のよい袋に入っていて、多くの神社ではご祈祷を受けた子どもに授与されます。


訪日者が知っておきたいマナー

七五三は、観光イベントではなく、日本の家族にとって私的なお祝いの日です。着物姿の子どもはとても愛らしく、写真に収めたくなりますが、見知らぬ家族の子どもを無断で撮影するのは控えましょう。七五三では出張撮影を頼む家族も多く、あなたが目にしている家族が撮影の最中ということもあります。その意味でも、少し距離を置くのが安心です。

着物姿の子どもを撮りたいときは、ご家族に一声かけるか、顔が写らない遠景にとどめるのが日本での心づかいです。

境内での撮影にも作法があります。参道の中央は神様の通り道とされているため、真ん中に立ち止まっての撮影は避け、端に寄るのがよいとされています。ご祈祷の最中や本殿の中は撮影が禁じられていることも多く、神社ごとにルールが異なるので、案内に従ってください。

11月の神社は冷え込むことがあります。とくに朝夕や、木々に囲まれた境内は思ったより寒く感じます。境内をゆっくり見て回るなら、上着を一枚持っていると安心です。11月の気温と服装は、あわせて秋の日本の服装を参考にしてください。


自分の子どもの七五三体験(着物レンタルと記念撮影)

自分の子どもと一緒に七五三を体験してみたい場合も、着物を用意する方法があります。スタジオアリスをはじめとする大手の写真館では、七五三の記念撮影と、お参り用の着物レンタル・着付けをセットにしたプランを用意しています。

料金やキャンペーンの内容は時期によって変わるため、利用したい写真館の公式サイトで最新のプランを確認してください。着物姿での記念撮影は、日本滞在の一日を写真に残すことができます。

自分でお参りをしなくても、晴れ着に身を包んだ家族の姿を遠くから眺めるのは、秋ならではのひとこまです。11月に神社を訪れる機会があれば、少しだけ足を止めてみてください。

シェア
広告
For Sponsors
イベント主催者・自治体・事業者の皆様へ

イベント・スポット・サービスの掲載を承っています。日本語・英語の2記事を同時公開し、国内の読者にも訪日前の読者にも届きます。

掲載のご案内はこちら →

関連記事

Read Next
メール配信

日本の“今”を、メールでも。

Glos Travel の新着記事をメールでお届けします。季節のイベント、新しいスポット、寄り道する価値のある発見を。配信停止はいつでもワンクリックで。

登録した時点でプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなします。

広告