夏の東京近郊には、見上げるほど背の高いひまわりが一面に広がる場所がいくつもあります。しかも、その多くは駅から電車とバスで行くことができます。
この記事では、都心から日帰りで行ける5つのひまわり畑を、近い順(=行きやすい順)に紹介します。会期・料金・アクセスは、公式サイトで確認した2026年の情報です。
ひまわりの見頃は天候で前後します。出かける前に、各スポットの公式サイトやSNSで最新の開花状況を確認してください。夏祭りや花火とあわせて一日を組み立てたい方は、東京の花火大会2026 や 日本の夏祭りガイド2026 も参考にしてください。
まずは一覧で比較
どこへ行くか迷ったら、下の表で見頃と行きやすさを見比べてください。近くて規模が大きいのは清瀬、アクセスがいちばん楽なのは昭和記念公園です。所要時間は新宿駅からの目安で、実際は乗り換えや当日の運行状況で変わります。
スポット | 2026年の見頃・開催期間 | 規模 | 入場 | 都心から(新宿駅・目安) |
|---|---|---|---|---|
清瀬ひまわりフェスティバル(東京・清瀬市) | 7月18日〜26日 | 約10万本・都内最大級 | 無料 | 約35分(乗車)+バス |
国営昭和記念公園(東京・立川市) | 例年7月中旬〜9月 | 品種ごとに順次開花 | 大人450円 | 約40分(西立川駅 徒歩2分) |
座間市ひまわりまつり(神奈川・座間市) | 8月中旬頃(2026年日程は未発表) | 約55万本 | 無料 | 約50分+バス |
あけぼの山農業公園(千葉・柏市) | 例年7月中旬〜下旬 | 約8万本 | 無料 | 約1時間+バス |
北杜市明野サンフラワーフェス(山梨・北杜市) | 7月18日〜8月16日 | 約40万本 | 無料(駐車協力金あり) | 約2時間30分(特急+バス) |
5カ所は都内北西・千葉・神奈川・山梨と方角がばらばらなので、基本は1日1カ所と考えてください。例外は清瀬と昭和記念公園で、どちらも都内北西部にあるため、乗り継げば半日ずつ組み合わせて回せます。
清瀬ひまわりフェスティバル(東京・清瀬市)

畑の規模と都心からの近さのバランスがいちばんいいのが、清瀬のひまわりフェスティバルです。約24,000平方メートルの農地に約10万本が咲き、都内最大級の規模とされています。畑の中に順路が設けられ、見上げるほどのひまわりに囲まれて歩けます。
期間 | 2026年7月18日(土)〜7月26日(日) |
|---|---|
開場時間 | 平日 9:00〜13:00/土日祝 9:00〜18:00(最終入場は閉場30分前) |
入場料 | 無料 |
規模 | 約10万本・約24,000平方メートル |
アクセス | 西武池袋線 清瀬駅北口から路線バスが出ています。または北口の臨時乗り場から無料シャトルバスに乗り、下車後は徒歩約3分です。徒歩の場合は清瀬駅北口から約35分(約2.6km)です |
会期は9日間と短く、都内最大級とあって週末は特に混み合います。車で行く場合、臨時駐車場は完全予約制(前日までに予約が必要)で有料なので、公共交通で行くのがおすすめです。
公式サイト: 清瀬市公式ホームページ
清瀬ひまわりフェスティバル|清瀬市公式ホームページ
国営昭和記念公園(東京・立川市)

アクセスで選ぶなら、立川の昭和記念公園が頭ひとつ抜けています。JR青梅線の西立川駅から公園ゲートまで徒歩約2分と近く、初めて東京を訪れる人でも迷いにくい立地です。園内では例年7月中旬から9月にかけて、背の高い品種から枝分かれして小さく咲く品種まで、複数のひまわりが順に見頃を迎えます。
ただし、一面を埋めつくす大きな畑というより、園内のあちこちで品種ごとに咲くタイプです。散策しながら、点在するひまわりを楽しむ公園だと考えておくとよいでしょう。
開園時間 | 4〜9月は9:30〜17:00(土日祝は18:00まで) |
|---|---|
入園料 | 大人(高校生以上)450円/シニア(65歳以上)210円/中学生以下 無料 |
見頃 | 例年7月中旬〜9月(品種により時期がずれます) |
アクセス | JR青梅線 西立川駅の公園口から西立川ゲートまで徒歩約2分(最短)。JR中央線 立川駅からはあけぼの口まで徒歩約10分 |
品種や本数、その年の開花状況は公式サイトの「花だより」で更新されます。出かける前にのぞいておくと安心です。
座間市ひまわりまつり(神奈川・座間市)

圧倒的なスケールを味わいたいなら、神奈川県座間市のひまわりまつりです。座架依橋(ざかえばし)周辺の畑に約55万本が咲き、あたり一面が黄色に染まります。見学は無料です。例年お盆の時期に「ひまわりまつり」として開かれ、期間中は最寄り駅から臨時の直行バスが出ます。本数が多く見ごたえがあるぶん、週末は朝から混み合います。
見頃 | 例年8月上旬〜中旬 |
|---|---|
2026年の開催期間 | 未発表(例年お盆の頃。2025年は8月9〜11日に開催) |
規模 | 約55万本 |
入場料 | 無料 |
アクセス | 小田急線 相武台前駅から会場への臨時直行バス。まつり期間中のみの運行です |
2026年の開催日は、まだ発表されていません(2026年7月時点)。日程が決まると座間市や座間市観光協会の公式サイトに載るので、旅行の予定に組み込む前に確認してください。
あけぼの山農業公園(千葉・柏市)

オランダ風の風車を背景にひまわりを撮りたいなら、柏市のあけぼの山農業公園です。風車前の花畑に例年約8万本(その年によって本数は変わります)が咲きます。高さは約150cmほどで、ちょうど目の高さで大輪の花に囲まれます。入園も駐車場も無料で、家族連れでも気軽に立ち寄れます。
開園時間 | 9:00〜17:00 |
|---|---|
入園料 | 無料(駐車場も無料) |
休園日 | 月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始 |
見頃 | 例年7月中旬〜下旬 |
アクセス | JR常磐線 我孫子駅北口から阪東バス「あけぼの山農業公園」行きで約17分、終点下車すぐ(徒歩約1分)。JR柏駅西口からのバス便もあります |
会期の決まった「まつり」ではなく、通年開いている公園のひまわり畑です。見頃はその年の開花しだいなので、訪ねる前に柏市や公園の公式サイトで開花状況を確認してください。
公式サイト: あけぼの山農業公園・あけぼの山公園
北杜市明野サンフラワーフェス(山梨・北杜市)

4カ所より遠いぶん、景色は格別です。足をのばせる方には、山梨県北杜市の明野をおすすめします。「日本一の日照時間」をうたう明野町の複数会場に、あわせて約40万本のひまわりが順に咲きます。晴れた日には南アルプスや八ヶ岳を背景にひまわりを眺められる、写真映えするスポットです。
期間 | 2026年7月18日(土)〜8月16日(日) |
|---|---|
見頃 | 会期中(会場ごとに順に開花) |
規模 | 約40万本 |
入場料 | 無料(駐車協力金あり。メイン会場は普通車1,000円など) |
アクセス | JR中央線 韮崎駅から茅ヶ岳・みずがき田園バスで約25〜30分、「ハイジの村クララ館前」下車、徒歩約5分 |
東京から日帰りできますが、特急とバスを乗り継ぐ点は頭に入れておいてください。開花状況やバスの運行は公式サイトや公式SNSで更新されるので、出発前に確かめてから向かうと確実です。
行く前に知っておきたいこと
ひまわり畑は日差しをさえぎるものがほとんどありません。真夏の炎天下を歩くことになるので、帽子・日焼け止め・飲み物は必ず用意してください。
写真を撮るなら、光がやわらかく人も少ない朝の早い時間がおすすめです。特に会期の短い清瀬と、本数の多い座間は週末の日中に混み合うので、朝いちばんを狙うと快適に回れます。花は太陽のほうを向いて咲くので、順光になる向きを意識すると、ひまわりの正面をきれいに写せます。
見頃は年によって1〜2週間前後します。この記事の日程は2026年の公式情報ですが、「今まさに満開か」は開花状況しだいです。出かける直前に各スポットの公式サイトで最新の開花情報を確認してから向かってください。





